店長日記

画像: 肉の扱いのうまい人たち

肉の扱いのうまい人たち

2016年10月01日

2016年10月01日 第二百三十六回配信
オープン間近の焼肉、ホルモン店の試食会に行ってきました。
まだできたてという雰囲気の中で出された部位それぞれが光沢があり、フレッシュでかみごたえがあり、おいしかった。たれも素材の味を活かすために主張しすぎず、しかしながら存在感があります。
キムチやコンナムルもごま油が強くなく、辛すぎなくて箸休めとしてほっとする味。
そんな中で営業魂が燃えて、ぜひワインも合わせてくださいとお願いしました。
そんなときにどんなワインを合わせようかと考えます。
ここのお店は肉の素材の良さで勝負するんだろうなと予想したので、合わせるワインは肉の扱いのうまい人たちがいる場所で造られているワインが良いだろうと考えました。

その肉の扱いのうまい人たちがいる場所とはどこでしょうか?
フランスならジビエや熟成肉のうまい南フランス、イタリアならビステッカが本場のトスカーナ、豚ならスペインもいい。
中央アジア、イスラム圏からトルコ、バルカン半島に伝わった、羊などの肉料理が名物の東ヨーロッパも捨てがたい。
持ち込んだのは南フランスのラングドック地方、イタリアのマルケ州、ハンガリーのジュール、南アフリカのステレンボッシュのワイン。
料理の価格設定とバランスをとったワインをチョイスしました。
それぞれのワインが肉の味を邪魔することなく、ソースのような良いアクセントを取っていました。樽熟成のないワインはプラム、ダークチェリーのようなフルーツソースのイメージで飲むと酸が肉の脂をうまく中和してくれて、次の肉をスムーズに頂けます。
ハンガリーのワインは味わい自体にスパイシーさが感じられてこちらも相性がよかった。
ハンガリー料理もオスマン帝国の支配を200年ほど受けていた時代があったのでその料理もトルコ料理のケバブやキョフテのような料理もあります。その料理との相性を考えたぶどうのブレンドになっているのだと実感しました。
ついつい飲み過ぎ、食べ過ぎてしまったほど美味しかったので、またいろいろ試してみたいと思いました。
パンノンハルミ アパーチャーギ ピンツェーセト パンノンハルミ トリコシュ レッド
http://aquavitae.ocnk.net/product/41
クライン ザルゼ セラーセレクション ピノタージュ 
http://aquavitae.ocnk.net/product/381
今回訪れたお店は筆者の高校時代の先輩がオープンされるお店です。
焼肉ホルモン 大笑(ヤキニク ホルモン タイショウ)
TEL 03-6304-0120
住所 東京都新宿区下落合1-3-19 第3丸上ビル2階
最寄り駅
JR山手線高田馬場駅(徒歩3分)
東京メトロ東西線高田馬場駅(徒歩3分)
西武新宿線高田馬場駅(徒歩3分)
営業時間 18:00-23:30 (LO 23:00)
定休日 日曜・祝日
よろしくお願いいたします。
河合
http://aquavitae.ocnk.net



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