店長日記

画像: スペイン新着 立ち飲み感覚でお気軽に楽しめるアンダルシアワインとシェリー

スペイン新着 立ち飲み感覚でお気軽に楽しめるアンダルシアワインとシェリー

2020年07月13日

いまはみんなで集まって、グラスを傾けながらワイワイやるというのがなかなか難しい時期です。
そういう時はグラスをよく見て、なぜこのワインがこの味になったのかを考えてみるいい時期かもしれません。

今回はアンダルシアのシェリーメーカー、バルバディーリョ社がリリースしているアイテムのご紹介です。
これから本格的な夏を迎える時期に白のパロミノ種、赤のティンティーリャ・ロタ種から造られたワインを少し冷やして楽しむのがおすすめです。

今回、シェリーのシリーズの中でも特に潮風のようなさわやかさとミネラルが特徴でシェリーのカテゴリの中でも最も軽く、スッキリ飲めるマンサニーリャでアルボレディーリャ ボタ ポニエンテとボタ レヴァンテの2本セットをぜひ試してみて下さい。
レヴァンテというのはジブラルタル海峡付近で地中海を東から西に吹く風のことで、太陽が昇る方向を意味します。ポニエンテはレヴァンテとは対照的に西から東に吹く風で太陽が沈む場所を意味します。
スペインのシエラネヴァダ山脈とモロッコのアトラス山脈が自然の漏斗状の形になっているためジブラルタル海峡を吹き抜けるときは相当な強風になるため、カディス周辺の自然や人々の文化に様々な影響を与える二つの風として知られています。
そしてそれぞれの樽はセラーの東の端と西の端に置かれたそれぞれのソレラシステムから抜かれたワインを使っているために微妙な味の差に気がつくことがあります。
ボデガの東端の最も涼しい場所にあるポニエンテはよりシャープで垂直に広がる味わいとリッチでワイルドな味わいのレヴァンテの味わいを確かめてみて下さい。

一方のスティルワインの赤は酸度とミネラルを穏やかに感じ、肉料理と、パロミノのきりっとした白は鮨や魚介料理と併せてみて下さい。アンダルシアの伝統料理や現代風料理とも相性がいいでしょう。

夏の暑い時期に外出から帰ってきたら冷蔵庫を開けて気軽に楽しめます。

カスティーリョ デ サン ディエゴ 2018 (白)

ジバルビン ティント ホヴェン 2014 (赤)
カディス・クリアンサ 2013 (赤)
ティンティーリャ ヌーデ  2016 (赤)

マンサニーリャ アルボレディーリャ ボタ・ポニエンテ&レヴァンテ(白・酒精強化)2本セット
マンサニーリャ ソレアール  NV (白・酒精強化)
アモンティリャード ミディウム・ドライ  NV (白・酒精強化)
ドライ オロロソ クコ  NV (白・酒精強化)
オロロソ サンラファエル  NV (白・酒精強化・ミディアム)

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よろしくお願いいたします。



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