¥7,480(税込)¥6,800(税抜)
生産地:スペイン バレアレス諸島 マジョルカ島 ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・マジョルカ
品種:カイエット 65%、フォゴノウ 35%
容量:750ml
マジョルカ島発!ミュージシャンと醸造家の異色コンビがうみだすテロワールワイン
2006年8月、フランセスク・グリマルト氏とセルヒオ・カバジェーロ氏はブドウ本来の力強さと個性を映し出したワイン造りという想いでマジョルカ島にクワトロキロスを立ち上げました。それも、ちょっと違ったアプローチと面白いパッケージで・・・!
醸造家のフランセスクは、以前アニマ・ネグラ・セラーというマジョルカ島にあるワイナリーの共同経営者兼醸造を担当していました。フランセスクはカイエット種などバレアス諸島の固有品種を守る活動に情熱を注ぐ醸造家として名高く、一方のセルヒオはミュージシャンで、ソナーフェスティバル(毎年バルセロナで開催される音楽とマルチメディアアートの国際イベント)の共同出資経営者兼共同ディレクターという顔を持ち、クワトロキロスではビジュアルイメージ制作を担当しています。
異色のコンビによる最初のワインは2006年9月下旬、仲間のブドウ栽培者のガレージで、少量ながら素晴らしい品質のブドウから造られました。醗酵とマセラシオンは牛乳の冷却装置を活用しましたが、表面積の大きさが幸いしワインとブドウの果帽が広く接することができました。残りの50%のブドウは225Lの開放槽でつくられ、14か月熟成後2008年5月にリリースされました。
2007年にはアポロニア・ヴィティカルトルス(バレアレスの農業組合)と共同で羊農場を小さなワイナリーへと建て替えます。そこで2007年の収穫ブドウからクワトロ・キロス2007をつくり、さらにドツァ・ボルツ2007という新商品がうまれ、12ヵ月の樽熟成を経て2009年の初めにリリースされました。
ブドウ畑はマジョルカ島の北から南まで様々なエリアに点在していることから特定のD.O.に属してはいませんが、ブドウの大半はカルベルメルと呼ばれるマジョルカ島の典型的な赤粘土土壌で栽培されています。品種はカイエット、カベルネ・ソーヴィニョン、フレンチ・フォゴナウ、メルロ、モナストレルやシラーです。
醗酵 オーク樽醗酵、オーク樽にてマロラクティック醗酵
熟成 オーク樽熟成14ケ月(フレンチオーク、600L、新樽比率0%)
カイエットのフェミニンさを保ちつつ樽醗酵樽熟成でフルボディに仕上げたトップ・キュヴェ。スパイスやネロリ、地中海の森の香り、力強い口当たりが魅力です。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。