¥5,530(税抜)
生産地:フランス コート デュ ローヌ北部 コート ロティ サン・ロマン・アン・ガル
品種:ヴィオニエ 60% ルーサンヌ 40%
容量:750ml
放射線科医師のジャン・シャルル・フルネ氏と言語療法士の妻のフローレンスが、共に栽培、醸造、貿易を学び、2005年に華麗なる転身を遂げ、ローヌ地方随一の銘醸地 Côte-Rôtie/コート・ロティの北側に隣接するSaint-Romain-En Gal/サン・ロマン・アン・ガルの丘の上にある。18世紀に建てられたヴィエンヌ司教の瀟洒な別邸を購入し、彼らの長年の夢と情熱が注がれた小さなドメーヌを開きました。
ドメーヌの運営は夫婦二人三脚で行っており、畑はローヌ川右岸に位置し、標高340m以上の高さにあり、広い川面を見下ろしています。
彼らは同じコート・ロティのワイン醸造家らの助言を受けながら、これまで長く忘れ去られていたかつての教会の畑や農場(休耕地)や周辺の更地に新しい命を吹き込みました。
まず最初に水質分析を行い、人力で土地を耕してふかふかにし、苗木を植樹し、古い建物をリフォームしてこだわりのプレス機や、最高級のポンプやタンクを選び込み、断熱材の施されたセラー室を設え、13年がかかりでようやく2018年にファーストリリースにたどり着きました。
とても自然体で手作り感がありながらも、最先端を行く新しいドメーヌの誕生です。彼らは持続可能な畑を作るために、ドメーヌ内の全ての営みを 「ビオディナミ」、「パーマカルチャー(循環型自然農法)」、「アグロ・フォレストリー(動物や植物のサイクルに合わせて樹木を管理する農法)」の原則に基づいて行っています。
とても勤勉で愛と情熱に溢れたフォーネ夫妻は、彼らの夢を、美しいローヌ地方のシェール土壌の恵まれたテロワールに託し、その魅力を最大限に表現した個性豊かなワインを生み出すことに成功しました。
彼らは、ローマ時代から続くこの地のワイン文化とその環境の両面を長く存続していくことを大切に、自然の摂理に沿ったワイン造りを行っています。
「En Pente Douce」はフランス語で「傾斜」という意味で、その名のとおり、コリーヌロダニエンヌにある斜面に位置する小さな2つの区画で育った2つの品種を用いて造られた白ワイン。熟成は古樽(600L)にて10か月間熟成させ、アンフォラに移し替えてしばらく寝かせます。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。