￥１１，７７０（税抜）
生産地：スペイン アンダルシア ヘレス
品種：パロミノ
容量：７５０ｍｌ
1932年に創業された老舗、バルセロナのワインショップ「ヴィラ・ヴィニテカ」の秘蔵シェリーです。
2017 年 11 月、ピーター・シセックがシェリー製造に乗り出したというニュースは小さな衝撃を引き起こしました。 ピンガスやハシエンダ モナステリオなどの世界クラスのワインを生み出すワインメーカーは、ヘレスのボデガ、フィノ ソレラ、ブドウ畑を取得しました。 カルロス・デル・リオ・ゴンサレス・ゴードン（ゴンサレス・ビアス家の一族）と再び提携しているボデガ・サンフランシスコ・ハビエル・プロジェクトを紹介しながら、シセックはフィノ・シェリーがスペイン最高の白ワインであるとも主張しました。
ーター・シセックとカルロス・デル・リオがシェリーワインを生産するというアイデアを思いついたとき、彼らには2つの選択肢がありました。ソレラを構築するのに使用できる若いワインを使用するか（少なくとも10年かかります）、既存のワインを購入するかです。 ソレラを開発し、シセックのビジョンに従ってゆっくりとその個性を形作っていきます。 結局彼らは後者の道を歩みました。
彼らのシェリーの背後にある物語は、1974 年にアルマセニスタとしてゼロからスタートしたアンヘル・サモラーノ・コラレスが、ヘレスのサンフランシスコ・ハビエル通りにある空の倉庫を取得し、その地域のさまざまなボデガ (ボデガス・クヴィッロ、ドメックやオズボーンなど） サモラーノは自らワインを販売したことはありませんが、他のボデガにフィノを供給していました。 2006 年に彼はシェリー酒事業から撤退し、サンルーカルの実業家フアン ピニェロに自分のボデガを売却することを決意しました。
2017年にシセックとデル リオがプロジェクトを開始し、フアン ピニェロからカンボリオ ソレラを引き継ぎます。ピニェロは、最も古い樽の一部、約 20樽を自分だけのものとして保管するという合意も結んでいました。 これらはサンルーカルにある彼のワイナリーに移され、2020年にこのワインはフィノ・カンボリオ・エン・ラーマ・セレシオナードとして瓶詰めされ、当時、すでに約12年を経たフィノ・アモンティリャードでした。
ピーター・シセックは残りのワインを取り、サモラーノ・ソレラの一部の樽にマークを付け始め、それを2つの別々のソレラに分割しました。
ソレラ AZ (ソレラ列に 74 個、クリアデラスに 244 個) は、バルバイナのエレガントなモストでリフレッシュされたビニャ コラレスと名付けられました。 このソレラは、サッカロミセス セレビシエ モントゥリエンシスの影響を強く受けています。
ソレラ PS (21 バット + クリアデラスで 99 バット) はビニャ・ラ・クルスと名付けられ、マチャルヌドのより強力なモストでリフレッシュされました。 これをアモンティリャードに向けてさらに熟成させます。
これら 2 つのソレラは、2017 年に取得した合計 10 ヘクタールのブドウ畑にも相当します。
畑はパゴ・バルバイナの8ヘクタール、標高が高く、トスカ・デ・バラジュエラ、樹齢30〜35年のブドウの木、認証取得に取り組みます。有機栽培のパゴ マシャルヌード アルトの 2 ヘクタールのブドウ畑はより内陸に行けば行くほど、ブドウはより熟す傾向があり、その結果、よりフルボディのワインが生まれます。
ノーズ：ドライで強烈なミネラル、ノーズにはたくさんの乾燥海藻と乾燥地中海ハーブがあり、背景には微妙な農場のヒント（馬小屋、干し草、土）がいくつかあります。 より高い年齢を考慮してフローラルノートがたっぷり。 濡れたチョークとヨウ素。 軽い植物の香り。 黄色い花を乾燥させたもの。 アーモンドとブーケガルニの香り。 レモンの香りが爽やかさをプラスしつつ、全体的には優しい大人のフィノスタイルです。
口当たり：辛口、平均以上のボディを持ち、パゴ・バルバイナから連想される優雅さと爽やかさも兼ね備えています。 ワインのようなスタイルで、主にレモンの皮を感じながら軽やかに始まりますが、ひとたび飲み込むと大きな生理食塩水の香り、大量のフロール、干し草、そしてオリーブの塩水の柔らかなヒントがはじけます。 温かくておいしいバックボーンがあり、ほのかに動物的な側面もあります。 苦いハーブが際立つ長い余韻。 真にこれぞフィノといえるでしょう。
お酒は２０歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。
