¥7,310(税抜き表示)
生産地:フランス シャンパーニュ モンターニュ・ド・ランス シニー レ ローズ村
品種:ピノ・ムニエ、シャルドネ、ピノノワール 植樹:1980年ごろ ドザージュ 7g/L
容量:750ml
アンボネ地区のグランクリュと、シニ=レ・ローズ地区のプルミエ・クリュなど、計わずか2haのみの自社畑で徹底したビオロジック栽培を敢行する生産者。2013年にビオ認証を得たが、実質的なビオロジック栽培の実施は、そのはるか以前に遡る。栽培農家から自社瓶詰めへの転向は1976年。ピノ・ノワール(樹齢40年以上)、シャルドネ(樹齢50年以上)は、ともに樽発酵、樽熟成。更に、大量のリザーヴワインを、地下セラーの大樽(50hl)に保存しており、複数のヴィンテッジのブレンドによる奥行きと高貴な余韻の妙にも、天賦のアッサンブラージュ・センスが感じられる。二次発酵にはフルーリーが選別したシャンパーニュ酵母「クォーツ」を使用。右顧左眄せずに独自の深みをそなえるシャンパーニュは、現在に生きる伝統ともいうべきもの。価格高騰中のアンボネ産ブドウによるシャンパーニュとしては、例外的に慎ましい価格を維持。グランクリュの畑で真摯にビオロジック栽培を行う数少ない生産者としても、貴重な存在である。
プヌマティックでプレス、キュヴェの果汁のみを使う。琺瑯タンクとステンレスタンクで醸造、マロラクティック発酵を行う。シャルドネはオーク樽で澱とともに熟成。
畑は旧Brut Traditionと一緒だが、2018年以降リリースのBrut Uniqueには、2013年以降のビオロジック栽培のぶどうのみを使用。ユニークとは風変わりなという意味ではなく、唯一という意味が込められている。メゾンのエントリレベルのワインではあるが、ベースとなるVTに沿った栽培と醸造、1981年のメゾン創設以来、パスカル・マゼが培ってきた経験が映し出されている。透明感のある色調。洋梨の果肉のように食欲のそそられる香り。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。