¥5,950(税抜)
生産地:フランス シャトーヌフ デュ パプ
品種:グルナッシュ 2/3、シラー 1/4、サンソ、ミュスカルダン、クノワーズ、ムーヴェドル
容量:750ml
ギガルが長年の夢だったシャトーヌフ・デュ・パプの獲得を遂に実現した。
シャトー・ド・ナリスは、16世紀終わりの土地台帳に既に記載があることから、シャトーヌフ・デュ・パプで最も古くからの畑の所有者のひとつとされている。
シャトーヌフ・デュ・パプ村とアヴィニョン教皇庁に面したアペラシオンの中心に位置し、特別なワイン造りの環境を享受している。シャトー・ド・ナリスの名は最初の畑の開墾者、アヴィニョンの 大司教区の農場主、ジャック・ナリ(Jacques Nalis)に由来する。
1633年に、ナリが土地とブドウ畑に囲まれた農場施設の経営を託されたことがドメーヌの始まりで、ナリ一族はフランス革命までワイン造りを行っていた。
現在、畑は合計60ha。シャトーヌフ・デュ・パプの名高い13種類の品種が、もともと所有していた畑〈ナリス〉の他に、〈ル・ボワ・セネシャル〉と〈ラ・クロー〉の3つの区画で大切に育てられている。
後者2か所はいずれも「ガレ」という名で知られる大きな丸石が積み重なったこの地域ならではの土壌である。特に「ラ・クロー」はシャトーヌフ・デュ・パプ最上の畑として知られている。
ブドウは、各区画の特別なテロワールから造られ、長い年月をかけて考え抜かれた栽培方法により、畑の管理から徹底したケアが行われている。
ギガルは、1946年の創立以来、エティエンヌ・ギガルが長年探し求めていたシャトーヌフ・デュ・パプをようやく手に入れることを可能にした。ナリスのテロワールは、エティエンヌの息子マルセル、そして孫のフィリップ・ギガルの心を掴む。
この歴史あるアペラシオンを迎えることで、遂に3世代の夢を実現させたのだ。
「ナリス」「ル・ボワ・セネシャル」「ラ・クロー」3つの畑のぶどうをおよそ同量使用し、グルナッシュがブレンドの3分の2を占め、シラーが4分の1、残りがサンソー、ミュスカルダン、クノワーズ、ムールヴェードル。熟成はほぼステンレスタンクによる。ブラックベリー、ナツメヤシ、ドライイチジク、黒胡椒などがストレートに感じられる。ほどよい果実のなめらかさに、フレッシュな酸。タンニンは細やか。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。