税抜き価格:¥2,210
生産地:オーストリア ニーダーエステライヒ州 ヴァーグラム
品種:ブラウアー・ツヴァイゲルト、メルロ、カベルネ・ソーヴニョン 植樹:1990年頃 位置:標高290〜320m、南・東・西向き 土壌:砂質及び粘土質レス土壌
容量:750ml
生産地域ヴァグラムの北西部で、隣接する生産地域カンプタールを縦断するマンハーツ山脈の南端に位置するゲーシングGösing村にある。ドナウ川に向かって開けた高台に位置し、スールナーが所有する16haのブドウ畑は、標高250〜350mの南向きの河岸段丘にあって見晴らしが良い。オーナー醸造家のトーニ・スールナーは、16歳の時に初めてブドウを圧搾した。スールナー家はワイン造りだけでなく、1haの果樹園でリンゴや梨を、16haの農地で様々な穀物を栽培し、豚、羊なども飼育する複合農家で、森林も約5ha所有している。トーニは1995年にダニエラ・ヴィーニュさんとの結婚を機にビオロジックへの転換を決意。1997年にはそれを完了し、2004年にはビオディナミへと移行した。「自然と共に働いて生きる」ことをモットーに、「魂と個性とエネルギーがこもった、飲んで美味しく体に良いワイン」を目指している。ビオディナミで活性化した土壌にはマンハーツ山脈の花崗岩が混じり、砂、砂利、それにレス土が厚く堆積。昼にはパンノニア気候の乾いた熱風が吹き、夜は山から冷気が降りてブドウの成熟とアロマの蓄積を助ける。品種の大半はグリューナー・ヴェルトリーナーで、他にリースリング、ツヴァイゲルト、ザンクト・ラウレント、カベルネを栽培し、ステンレスタンク、大樽、小樽で野生酵母で発酵する。中でもヴァグラムが発祥の地と言われているローター・ヴェルトリーナーを、1930年代に作られた炻器(ストーンウェア)のタンクで醸し発酵した「イルデン」irdenは、トーニとダニエラの好奇心と志を象徴している。
醸造:ステンレスタンクでゆっくりと野生酵母により発酵、ステンレスタンクで熟成。
ダーニDANIは造り手Toniの妻ダニエラの愛称であり、D: delicious(おいしい)、A: animated(活き活きとした)、N:natural(自然の)、I:individual(個性的な)、の4つ意味にもかけられたネーミング。軽やかでフレッシュ、イチゴやラズベリーの香るワイン。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。