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生産地:フランス プロヴァンス地方 バンドール
品種:ムーヴェドル 65%、サンソ 35%
容量:750ml
プロヴァンス地方の港町、マルセイユの東に位置するバンドール。レスタンクと呼ばれるこの産地特有の段々畑にブドウが植えられている。
この風光明媚な様に心を揺さぶられたのが、アンリ・ド・サン・ヴィクトール。
1975年、50歳でパリにおけるビジネスを投げ打ち、2年後、妻のカトリーヌとともにバンドールのシャトー・ピバルノンを入手した。
現在、ブドウ畑の規模は50haに広がり、海から6キロ内陸に位置する標高240〜350mの段々畑でブドウ栽培。
三畳紀の粘土石灰質土壌に赤用のムールヴェードルやグルナッシュを、泥灰土土壌に白用のさまざまな品種を植えている。 2004年からビオで耕作をはじめた。それにより、エネルギーを感じ、成熟感のあるブドウを収穫できるようになった。 現在ではビオディナミでの耕作もしており、より高い次元でのバランスの良さを目指す。
現在は基本的に赤はすべて除梗し、全体の10-20%は全房を使用している。20ヶ月間の大樽熟成。
しっかりしたストラクチャーをもつ赤ワインながら、南仏の太陽のおかげでタンニンはまろやか。 とはいえ、紛れもなく長期熟成型であり、理想的には10年寝かせてジビエやトリュフの香りが出た頃に味わうべきだろう。
南仏といえばロゼ。バンドールでもロゼの人気は高い。ムールヴェードルにとサンソーを加えたシャトー・ド・ピバルノンのロゼは、南仏らしいハーブのアロマ。乳酸発酵による減酸をしていないので、酸味もフレッシュだ。ローズマリーやディルなどハーブをふんだんに使った魚介料理にぴったりのワイン。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。