税抜き価格:¥2,980
生産地:ポルトガル ヴィーニョレジオナル リスボン
品種:トゥリガ・ナシオナル100% 植樹:1998年
容量:750ml
アントニオ・マルケシュ・ダ・クルスの赤ワイン。現在アントニオが管理している2.5haの畑は、彼の祖父と父によって植えられたもの。父は1976年からすでに、ビオロジック栽培で手入れをしていた。認証取得は1994年で、ポルトガルで初めてのビオ認証を交付だった。アントニオ自身は経済学を学び、ワインとは全く別の業界で働いていた。しかし、父親が造った1989年の赤ワインを飲んだときに、初めてワインの奥深さを感じたと、アントニオは言う。“ワインは感情に訴えかけるものだ”、と。そして、プロとしてワイン造りをしようと真剣に考えだした。彼の父親は、近代醸造設備を導入し、現在のアントニオのワインのスタイルと比べて、いくばくか抽出の濃いワインを造っていた。しかし、アントニオはそれらの設備の使用を控え、自分の好みである酸を活かしたスリムな味わいのするワイン造りを始めた。各ボトルには、ビオロジック栽培の畑に生息するテントウムシをかたどったものが、カプセルの代わりにコルクの上に象徴的に張り付けられている。
手作業で収穫。除梗して圧搾し、素焼きの甕に入れて発酵(13〜22℃)温度コントロールはしない。
野生酵母で醗酵し、醸造補助物質は微量の亜硫酸以外使わない。
8ヵ月間甕の中で澱引きせずに熟成後、ノンフィルターで瓶詰め。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。