¥2,550(税抜表示)
生産地:スペイン カタルーニャ州 アルトペネデス
品種:チャレッロ50%、マカベオ30%、パレリャーダ20%
容量:750ml
ナヴェラン家の所有する農園の起源は、11世紀まで遡ります。19世紀の終わり、貴族出身のドン・パブロ・パレリャダ・デ・ ナヴェランがワイン醸造に適した設備をつくったのがナヴェランの始まり。以降、ナヴェラン家はフィンカ・ナヴェランの称号を受け、この地で代々ぶどう栽培、ワイン醸造を行ってきました。そして、1984年、ミチェル・ギレロン・パレリャダ・ デ・ナヴェランによって、カバス・ナヴェランが設立され、現在に至ります。110ヘクタールの農園を有し(そのうちぶどう畑は 90ヘクタールほど)、ワインやカバの生産に理想的な地域である、アルト・ペネデスの中心、カン・パレリャダに位置しています。ナヴェランでは厳格なビオロジック農業を実践、農薬や除草剤は一切使用せず、2018年より、全ての商品の認証を取得、商品には全てEU共通のロゴが入っています。品質第一で、ワインづくりを行っており、自社ぶどう100%、ヴィンテージカバ、ビーガンにこだわり、また、電力の60%は自家発電で賄っています。高品質な熟成タイプのカバや、生産量の少ないモノセパージュの高品質なワインづくりも行っており、独自のテロワールを表現したビオロジックワインづくりを目指しています。
110haもの広大な農園の中にある90haほどのぶどう畑は、自然の斜面となだらかな丘陵地からなり、日照を十分に得られ、ぶどう栽培に大変適したユニークな地形です。バルセロナからアルト・ペネデスまでは45kmほど。地中海性気候で、冬は温暖、夏は暑く乾燥した気候です。畑の北側にはモンセラート山脈があり、冬の厳しさから守ってくれます。土壌は粘土―ローム質で、区画によっては石灰質土壌。年間降水量はおよそ500mm。気温は1月に2℃、8月には30℃に達することもあり、平均気温は24℃前後。収量は低く、樹齢は高いものでは55年ほど。ビオロジック農法と手入れにより、最高品質のぶどうを生産しています。
このグロワー・カヴァは、自社栽培の有機栽培ブドウ100%を使用し、カヴァDOの最低要件をはるかに超える長期澱熟成を経て造られています。1901年以来、ナヴェラン家によって造られています。このワイナリーは、クリーンで明るく、柑橘系のアロマと風味を巧みに表現したカヴァを造り続ける伝統を誇り、長期澱熟成による美しいテクスチャーと重厚感を備え、世界の偉大なスパークリングワインにもひけをとらないワインを造り上げています。1970年から1995年にかけて植えられた有機栽培のブドウ畑。標高252メートル(827フィート)の粘土質と石灰質の土壌で育まれています。このワインはオーガニック認証とヴィーガン認証を受けています。
ブドウ品種ごとに収穫、破砕、低温発酵をステンレスタンクで個別に行います。瓶内二次発酵(スパークリングワインの伝統的な製法に典型的)は、最低12ヶ月、ヴィンテージによってはそれ以上の期間行われます。その後、デゴルジュマン(澱抜き)を行い、ドサージュを行います。ワインは澱と共に最低12ヶ月、ヴィンテージによってはそれ以上の期間熟成されます。
淡い緑がかったゴールド。明るくエネルギッシュなノーズ。マイヤーレモンとメロンの香り、そしてスモーキーなミネラルのトップノートが感じられます。口当たりは肉厚でドライ、そして凝縮感があり、熟した柑橘類と果樹園のフルーツの風味に、ジンジャーのスパイシーなエッジが加わります。後味は滑らかでジューシー、余韻は長く、ほのかなトースト香が感じられます。
食前酒、食後デザート、食中酒として、幅広い料理と相性抜群です。揚げ物料理に加え、ナヴェラン・ブリュット・ヴィンテージは、ソフトチーズ、フレッシュフルーツ、白身肉(豚肉や鶏肉)、そして風味豊かな赤身肉とも相性抜群です。このカヴァは、特にレセプションなどの立食パーティーで、単独でゆっくりと味わうのに最適です。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。