税抜き価格:¥1,870
生産地:ハンガリー ショプロン
品種:ブラウフレンキッシュ100%
容量:750ml
ハンガリー北西部、オーストリアと国境を接する町・ショプロンにワイナリーはあります。
ショプロンは、ハンガリーでも有数のワイン産地であると同時に、約2000年前以上前、古代ローマ時代より以前から葡萄栽培が盛んだった証拠が数多く見つかるハンガリーでは最も古いワイン産地でもあります。ハンガリーとオーストリアの2つの国に広がり、国立公園でもあるフェルテー湖(Fertő tó=オーストリアではノイジードル湖・Neusiedler See)周辺に広がるこのワイン産地では、古くから黒葡萄のケークフランコシュ(Kékfrankos=オーストリアではブラウフレンキッシュ)を中心に、地場品種から造られる白ワインも栽培されています。特にシュプロンで収穫されるケークフランコシュの品質の良さは、19世紀のナポレオン戦争時代にナポレオンがこのエリアに侵略してきた際、紙幣の代わりとして納められていた記録が残っているほどです。
ヴィンツェレールは歴史ある産地であり、国立公園を擁する湖の周辺に広がるこの場所で、代々葡萄栽培を営んできたモルナール家、ピレル家、シャージュディ家の3つの家族が集まりできたワイナリーです。設立は1986年。オーナーは現在もこの3家族であり、醸造はモルナール家のティボル氏が中心となりワイン造りを行っています。彼は醸造学校卒業後、オーストリアのミッテルブルゲンラント・ホリチョンにあるアントン・イビィで約4年、そしてカンプタールのランゲンロイスにあるフレッド・ロイマーでワイン造りの経験を重ね後にワイナリーへ戻り現在に至ります。
所有面積は13.5ha。国立公園に広がる畑では、中央ヨーロッパの地場品種である白葡萄のゼニット、ツェルト・ヴェルティーニ(グリューナー・フェルトリーナー)、黒葡萄のツヴァイゲルト、ケークフランコシュの4品種を栽培。恵まれた自然環境を大切にした葡萄栽培とシンプルな醸造。
素直な味わいのワインを造ることで、自分たちの土地を表現している生産者です。
樹齢は6年〜45年。重いロームの土壌から収穫された葡萄を使用。空気プレスした果汁をステンレスタンクで発酵。約6ヶ月間、ステンレスタンクで落ち着かせた後にガスを加えて瓶詰め。ガス圧は2.5 気圧。
スグリのような赤い果実とベリー系の甘い香り。ふんわりと口に広がる果実の甘みとキレのある酸。柔らかな泡の辛口の仕上がり。
お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。