店長日記

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ロゼワインの定義?!

2016年12月21日

業界人通しで話をすると、時々、「日本ではロゼワイン売れないなー」
なぜそうなるのか考えてみました。ワインをお勧めするときに、交わされる会話。
「赤にしようか?!白にしようか?!」
「すみません、ワインは赤や白だけではないんです、ロゼもありますが」
「うーん、ロゼってよくわからないな」
この時点でワインの購入の選択肢からすでにロゼは脱落してしまっています。
そもそも、ロゼワインといってもぶどうの品種も様々、製法も様々で、色も限りなく赤に近いロゼもあるし、透明感のあるロゼもあります。
何人かの市井の人々に聞いてみるとロゼワインのイメージというのはポルトガルの某Mロゼのイメージがあり、ほんのり甘くて、安価なイメージ。
ほとんどのロゼが長期熟成をせず、色調と同様に薄いイメージがあるのかもしれません。アメリカでは商品名にホワイトジンファンデルのようにホワイトと付けていることもあります。

しかし南仏などではセレブがヴァカンスのランチにドライなロゼを優雅に飲んでいるイメージがあり、割と高貴な感覚です。
現在の赤ワインはぶどうの皮の色素の抽出技術が発達してしっかりとした赤色になっていますが昔の赤ワインは色調も透明感がありロゼに近かったのです。

プロヴァンスワインなどは見た目と違ってぶどう品種の味わいはしっかり出ているので高級感もあります。
私はお客様にワインを勧めるときに味わいを中心に相性や選択を考えるのでロゼワインを赤ワインのおすすめリストアップに挙げることがあります。見た目の透明感に惑わされず、しっかりした味わいを試して頂きたいと考えております。
プロヴァンスのロゼはブイヤベースなどとも合わせられますので、冬の魚介鍋などともおすすめなんですよ。

また、ロゼワインはアウトドアでも楽しめるイメージがありますので春~夏のスポーツ観戦などアウトドアでも楽しんでほしいものです。

色調、味わい、シチュエーションなど様々なタイプのロゼワインをどう合わせるか、お問い合わせお待ちしております。
よろしくお願いいたします。


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