店長日記

シェリーのお話 2

2015年06月01日

シェリーは日本人に合う?!

シェリーは日本人の食生活に合うとつねづね感じております。

いろいろな人にシェリーのイメージを聞くとアルコール感が強い、鼻につーんとくる、というようなイメージを持たれている方が多いようです。

昔のイメージでシェリーはバーカウンターでブランデーなどのハードリカーと同じように飲まれるといったことを考えてしまうのではないでしょうか。

シェリーはスペイン語でヴィノ デ へレスと言われるように、アンダルシアのへレスで造られた白ワインなのです。

甘口のペドロ・ヒメネスやモスカテルは収穫後、天日干しにされてから醸造されるため、茶色~黒色のようになりますが、すごく凝縮された白ワインなのです。

アルコール度数も白ワインとほとんど変わりません。アモンティリャードとよばれるカテゴリのシェリーは酸化熟成させるために途中で劣化を防ぐためのブランデーが加えられますがそれでも最大17%程度といわれています。

香り高い、酔いやすいというのは、体内での分解が早いということかもしれません。

私の中でのイメージではシェリーは晩ごはんのお伴というイメージです。

フィノはお米の飯に合うような気がします。
オロロソやアモンティリャードはスパイス、特に日本人の好きなカレーに合います。

ビールほど大量に飲まなくても、適度に酔えるし、冷蔵庫の中で普通に冷やしておけるので私の家庭では重宝しています。


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