ファン フォルクセン ザール リースリング 2022(白) [de-ms-0001]

税抜き価格:¥3,570

生産地:ドイツ モーゼル ザール ヴィルティンゲン
品種:リースリング 植樹:30年以上 位置:南向き(ザール各地の急斜面の畑)土壌:粘板岩、流紋岩、珪質斑岩、硬砂岩
容量:750ml

18世紀のイエズス会修道院の所領を、フランス革命後にトリーアの実業家グスタフ・ファン・フォルクセンが購入し、1900年頃には世界的な名声を誇っていた醸造所。しかし20世紀末に経営破綻し、2000年初めに現オーナーのローマン・ニエヴォドニツァンスキーが購入。膨大な設備投資と徹底した品質管理で、醸造所だけでなくモーゼルのリースリング全体の名声復活に大きく貢献した。購入当初13haだったブドウ畑は現在約85ha。品種は95%がリースリング、残りがヴァイスブルグンダー。優れたワインを産するブドウ畑の遺伝的素質を守るために、房が小振りで粒が小さく、自然に収量が低くなる苗木を畑から選抜して植樹している。古木を重視し、辛抱強く完熟を待ち、地域で一番最後に収穫を終える。徹底した選果を行い、醸造所で粒選りして完璧を期している。収量は30〜40hℓ/ha。醸造には少量の亜硫酸以外の添加物を一切用いず、ステンレスタンクとアイフェル山地に自家所有する約5000haの森から切り出した木材で造った容量120〜2400ℓの木樽を使い、野生酵母で発酵する。主力は辛口からオフドライのリースリングで、瓶詰め直後は繊細だが2〜3年熟成すると見違えるほどの複雑さと奥行きを現す。近年醸造施設を新築し、ザールのオックフェン村で、忘れられた銘醸畑4ha(オックフェナー・ガイスベルク)の再興に友人と共に取り組んでいる。

・手作業で収穫、選別を経て、最新式のプレスマシンでやさしく丁寧に圧搾。
・ステンレスタンクで醗酵。野生酵母のみ。培養酵母、酵母の栄養剤、酵素、清澄剤などは一切使わない。
・ステンレスタンクで6-7ヶ月間熟成

Schiefer Rieslingはモーゼルのぶどうも使っているのに対して、Saar Rieslingはザールのぶどうのみを使う。ザールの土壌は粘板岩だけではなく、流紋岩、珪質斑岩、硬砂岩などの火山性土壌が混じるのが特徴。樹齢30年以上の急斜面の収穫は、エントリーレヴェルのワインとはいえ、すでにグラン・クリュの風格を垣間見せている。(残糖 5.9 g/L, 総酸度 6.1 g/L)




お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。

ファン フォルクセン ザール リースリング 2022(白) [de-ms-0001]

販売価格: 3,927円(税込)

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