プルカリ1827 コレクション　カベルネソーヴィニョン　2020（赤） [md-stv-0005]

￥２，７１７（税込）￥２，４７０（税抜）

生産地：モルドヴァ　コドル地方　ステファン・ヴォーダ
品種：カベルネソーヴィニョン　フレンチオーク樽で6ヶ月間熟成。
容量：７５０ｍｌ

1827年、ロシア皇帝ニコライ1世は、ベッサラビア地方で最初の御用達ワイナリーの地位をプルカリに与える特別法令を出しました。この法令にはプルカリ創設者の一人であるドイツ出身のハルミゾンの名が記されています。その後、プルカリの所有者にはモルドバのボヤール(貴族)であるダンチラ、クロットだけでなく、ドイツ人、ロシア人、フランス人などの外国人も名を連ねました。

20年後、ベッサラビアの農業フェアで、プルカリは初の金メダルを獲得しました。
そして1878年、プルカリのあるワインがパリ万博でのブラインド・テイスティングで大評判になります。フランスの専門家たちは濃いルビー色の辛口赤ワインに感銘を受け、新しいボルドーワインであると信じ込んでしまったのです。それがドニエストル川のほとりの小さな村で造られたワインと知ったとき、彼らはどれほど驚いたことでしょう!

そして“ネグル・デ・プルカリ”Negru de Purcariは、国際展示会で初の金メダルを勝ち取ったのです! プルカリのワインはボルドーやブルゴーニュのワインと同等の人気を得て、ニコライ2世、ジョージ5世、ヴィクトリア女王にも献上されました。
またデンマーク、オランダ、スウェーデン、ドイツ、フランス各国で販売され、国際的な賞賛を浴び続けました。 その後現在に至るまで、デキャンタ、IWCS、チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン、ボルドーやブリュッセル・コンクールなど権威ある国際コンクールで100個以上のメダルを獲得しています。

紫がかった濃いルビー色。ブラックチェリーのアロマをメインに、ブラックカラント、完熟プラム、レッド・ベリー、エキゾチックなスパイスの繊細な香りが引きたつ豊かなアロマ。完熟フルーツ、チョコレート、バニラ、レーズンの風味漂う濃厚で複雑な味わい。穏やかな酸味と良く熟したソフトなタンニンが、後味のまろやかさと柔らかさを強調しています。

お酒は２０歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。