プランツェック トンスル 2019(白)在庫残り1本 [it-tag-0002-bio]

¥4,080(税抜表示)

生産地:イタリア トレンティーノ・アルトアディジェ州 ボルツァーノ
品種:ミュラー・トゥルガウ50%、ピノ・ビアンコ20〜30%、シャルドネ、シルヴァネール少量
容量:750ml

プランツェックは3代目マルティン・ゴヤーが当主を務める小さなワイナリ。
ボルツァーノの町からほど近く、イザルコやドロミテに向かう道の入り口に畑とカンティーナを構えます。
今から約80年前、第一次〜第二次世界大戦の間の時期に、祖母がこの地で”マーゾ”と呼ばれる住宅と農地セットの土地を購入します。このマーゾは組合によって管理されており、基本的には購入した家系の長男が必ず受け継ぐ(現在は少し緩和)というアルト・アディジェの特殊性を感じさせるシステムです。
アルト・アディジェは組合が非常に強い力を持っており、栽培された葡萄のおよそ70%は組合が買い取り、ワインにされています。マルティンの家族も葡萄を販売していました。1970年ごろからマーゾの状況も変わっていきます。土地を手放し町に仕事を求めて出ていく人々が増えました。家畜たちは失われ、葡萄畑だけが残りました。このころは葡萄は安くしか買い取られない状況でした。そのため葡萄を安く組合に売るのではなく、自らワイン醸造を行う生産者が少しずつ増えてきたのです。

プランツエックでは2001年からマルティンが小規模にワインの醸造を始めました。
自然酵母のワインの方がよりテロワールを表現できると確信。それから2010年以降はすべてのワインを自然酵母発酵で行うようになり、畑ではビオロジック、ビオディナミも取り入れ始めます。自分たちの進む道をさらに明確にするために、今まで以上に他のナチュラルな生産者、そして伝統的な造り手を訪問してワインを学んでいきました。彼らの来客室にはたくさんの偉大な生産者たちのボトルが並んでいます。これらの多くを訪問して刺激を受けてきたそうです。

プランツェックの畑で一番標高が高い葡萄を使用。樹齢は約29年。4品種を同時期に収穫して混醸します。2つのセメントタンクで発酵、1つは皮と梗無し、1つは一度除梗してからモストに梗を投入し果皮と共に12時間マセラシオン。全体的にソフトプレス。温度管理無しで8〜9日発酵させます。熟成は半分を大樽、半分は澱と共にセメントタンクで熟成。So2はボトリング前に極少量の添加。

八朔、ライチの華やかな香りの中に存在感のある石っぽさ。火山性の土壌を連想させるこの石感はかなり個性的で面白い要素です。ミュラーやシルヴァネールなどのアロマティックな品種がブレンドされていることが活きた香りを楽しめます。

味わいは非常に柔らかく優しい染み渡る質感。ノンストレスで身体に溶け込むこの味わいはプランツェックならではの表現です。繊細な和食などにも合わせてみたくなる最高に上品なワインです。





お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。


プランツェック トンスル 2019(白)在庫残り1本 [it-tag-0002-bio]

販売価格: 4,488円(税込)

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