ピエール モレ モンテリ ルージュ 2016(赤) [fr-bgn-0303]

税抜き価格:¥5,100

本拠地:フランス ブルゴーニュ ミュルソー
品種:ピノノワール
容量:750ml

ピエール・モレイはムルソーの造り手だが、一族がムルソーにやってきたのはフランス革命まっただ中の1793年のこと。モレイと名のつく他のドメ ーヌ同様、もともとはシャサーニュ・モンラッシェの出身だという。
ピエールの父、オーギュストは1935年にドメーヌ・デ・コント・ラフォンのメタイエ(収穫の一部を受け取る小作人)のひとりとなり、1971年から ピエールがそれを引き継ぐようになった。
ラフォンはムルソーの1級畑や特級モンラッシェなど素晴らしい畑をもっていたが、オーナーはつねに他の仕事をもち、畑作業は小作人に任せていた のだ。ところがドミニク・ラフォンがラフォン家で初めての栽培醸造家になると、折半耕作の契約期間を延長せず、ラフォン家のすべての畑を自ら 耕作することを宣言。
1986年から1991年にかけてピエール・モレイは多くの畑を失ってしまう。
しかしながら、ピエール・モレイの手腕に感銘を受けていた、ピュリニー・モンラッシェの大ドメーヌであるルフレーヴは、引退が決まっているそ れまでの醸造長のジャン・ヴィロに代わって、ピエールを招聘。
こうして彼は、1988年以降、ルフレーヴの醸造長として働く一方、自身の小さなドメーヌを運営し、さらに1992年にはネゴス・ブランドとして「モ レイ・ブラン」を設立。
二足のわらじならぬ三足のわらじを履くことになる。
ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年、ドメーヌ・ピエール・モレイとモレイ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘の アンヌを共同経営者に迎えて、父娘で11haの畑を耕作。同時にモレイ・ブランを経営している。
ルフレーヴがそうであるように、ドメーヌ・ピエール・モレイでも1991年から畑をビオロジックやビオディナミで栽培し、1997年にはすべての畑を ビオディナミ農法に転換した。

ラフォンやコシュ・デュリーと並ぶ、偉大なムルソーの造り手がピエール・モレイなのだ。

モンテリー各所にもつ6つの区画をアッサンブラージュしたワイン。粘土がちな土地もあれば、小石が多く石灰質の強い土地もある。赤い果実の香りが華やかに香り、キメ細かなタンニン。比較的滑らかな飲み心地のバランスに優れたワインとなる。






お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。



ピエール モレ モンテリ ルージュ 2016(赤) [fr-bgn-0303]

販売価格: 5,610円(税込)

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