キリ ヤーニ パランガ ホワイト 2022(白) [gr-mak-0002]

税抜き価格:¥1,750

生産地:ギリシャ マケドニア地方
品種:ロディティス 80%/ マラグジア 20%
容量:750ml

1879年からワイン造りを行ってきた老舗ワイナリー「ブタリ・ワイン」を運営する、名門ブタリス家の4代目当主が1997年に立ち上げたプレミアムワインブランドです。
「ブタリ・ワイン」は、それまでアンフォラを使用しワインが保管されていたギリシャにおいて、最初に瓶詰めを行った歴史ある蔵でもありギリシャワインのルネッサンス時代の幕開けの象徴との言えるワイナリーです。
4代目当主にあたるヤーニス・ブタリス氏は、ギリシャが持つテロワールの高い可能性に早くから目を向けた先駆者でもあり、自身もテロワールを重視した小規模ながらも、高品質なワインを造るべく1997年優良地区に自社畑を購入し、母体である「ブタリ・ワイン」から一人独立し、「キリ・ヤーニ」を立ち上げました。
ワイナリーは、ギリシャ随一と言われる高貴な黒ブドウ“クシノマヴロ”の銘醸地として名高いノース・グリース(北ギリシャ)地方の二つの銘醸地、北ギリシャ、ヴェルミオン山の南東斜面に位置する海抜150-300mの産地ナウサと南西部の斜面、海抜700mの産地アミンデオンの銘醸地に位置します。

北ギリシャ地方の気候は多種多様で、畑の位置や方向によってもうまれるワインはそれぞれ異なる特徴を持ち合わせます。ナウサやアミンデオンを含むマケドニア地域は山々に囲まれ、気候は冷涼な地中海性気候から冷涼な大陸性気候にまで及び、石灰岩質、砂質、粘土な様々な土壌環境、また畑の肥沃度も様々で、更には畑の立地も平坦な地や丘陵地、或いは川べりや湖の近くなど、多種多様なテロワールの中でブドウが長期にわたり栽培されてきました。中でもアミンデオン地区には、フィロキセラ前の1世紀以上も古い畑も存在します。北部ギリシャは現在、革新と開拓者精神を持った技術とが混ざり合う、特権的な地区となっています。また、この地域はクシノマヴロの最高の環境が備わることから、クシノマヴロの銘醸地として注目されています。

最も古く、かつ最も広く栽培されるギリシャ固有品種の白ブドウ。
ピンク色の果皮をもつロディティスは、完熟果実と高いアルコール、バランスのよい酸味をもつ白ワインをうみ出します。遺伝子の突然変異を起こしやすい品種で、ギリシャでは様々な名称(クローン名)で呼ばれています。
標高が高く収量の低い畑で栽培されたロディティスは力強いアロマとしっかりした骨格をもつワインがうまれます。アミンデオンの山の中の畑では、痩せた大陸性の気候と痩せた砂質土壌から素晴らしい表現力を備えたロディティスが育ちます。

70年代半ばには絶滅に瀕していたマルグシアは、今ではギリシャで最も重要な固有の白ブドウ品種です。
病気にかかりやすいマルグシアは、高度なスキルをもつ生産者の手によると、その熟成状態によって魅惑的な核果またはハーブやマスカットのアロマをもちます。いきいきとした心地よさ、骨格のあるボディとアルコール、複雑味とパワフルな味わいが特徴です。
冷涼な気候と痩せた土壌が広がるアミンデオンは、マルグシアにとって栽培に最適な土地に数え上げられます。

ギリシャ固有品種を使用したふくよかな白ワイン。マスカットの爽やかなアロマを持ち。豊かな果実味が特徴。パセリやスパイスのアクセントも印象的で柔らかな口当たりの白ワイン。


お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。


キリ ヤーニ パランガ ホワイト 2022(白) [gr-mak-0002]

販売価格: 1,925円(税込)

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