店長日記

画像: クロアチアワイン 古代ローマの記憶

クロアチアワイン 古代ローマの記憶

2018年05月19日

クロアチアもユーゴ崩壊後、ものすごく変わりました、内戦のイメージがある人にとっては驚異的なくらい、モスタルにはいまだにビルの壁には銃撃の跡が残る(わざと残す)くらいの悲劇をわすれないという動きもあるのだが、2000年以降、西側の投資が入って以来、このスラヴォニアの古臭いワイナリーにゲストハウスが出来てウェディングやったり、ゴルフやったりと観光資源が格段に増えています。街中もプロバガンダの看板なんか見ることがほとんどなくなってきました。
ワインの方は洗練になってきていた。品種のグラシェヴィーナはよく本にはヴェルシュリースリングというオーストリアなどドイツ文化圏のぶどうとして知られている。スペックはまだよく分析されていませんが、さらにさかのぼると4世紀頃、ローマ人がガリア(現在のフランス)からこの地へ持ち込んだと言われています。モーゼルのエルプリングというドイツ最古の品種に近いとされています。飲んでみるとイメージはイタリア、トレンティーノあたりのピノビアンコやミュラートゥルガウを思わせます。たかだか70年程度の社会主義体制もスルーしてしまう、古代ローマの遺跡をみるような感覚を思い出すようなワインがあります。
http://aquavitae.ocnk.net/product/304
これはもう12本しかないですが。

以上、お問い合わせお待ちしております。ぜひお試しください。



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