店長日記
未来と可能性を感じさせるギリシャワイン
2020年06月15日
ギリシャワインの試飲をする機会がありました。
今は原点回帰と言って、地元品種(少なくとも品種の名称が当地の言語のように言われているもの)でその特性や個性の重視を評価する飲み手が増えている中で、また違うスタイルだとも感じられました。
ギリシャのワイン生産者をみて見るとバルカン半島のハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、クロアチアのようにフランスやイタリアなどの外国資本が支配できていないからギリシャ人のそもそも持っているポリシーがしっかり残っています。悪く言えば控えめな性格なのか大量生産で世界へ打って出る野望を持っている生産者が少ないようなイメージです。
例えば、ギリシャ起源の品種、アシルティコも海洋性気候で育てられているが、環境の要素だけでなく作った人のポリシーとか目的がある、たとえばこういう料理と食べてほしいなーとか、シンプルなことですけど、そういう感覚です。
ギリシャ人の食事の嗜好性の中の魚介を食べる習慣も日本人のそれに近いように見えます。
昔はアテネ郊外のアッティカエリアで作っていたレッツィーナという松脂を少し加えたフレーヴァード ワインが高粘性、水分が少ないイメージを持たせ(古代エジプトや中東の黄金地帯のワインのようではないですが)ました。
しかし、今のレッツィーナはものすごくエレガントでアニスやミントの様なさわやかな風が吹き抜ける風味で個人的にはシェリーのフィノのような潮風の雰囲気も感じさせます。
地政学上でも国土の海岸線がすごく長いし、海運会社も多くあるから畑から積出港までの運送コストもすくなくいけそう。他国に比べて日本に輸入されている本数もまだ圧倒的に少ない。
いろいろと可能性を感じるギリシャワイン、今後、夏に向けていろいろとアイテムを紹介していきますのでご期待ください!
今は原点回帰と言って、地元品種(少なくとも品種の名称が当地の言語のように言われているもの)でその特性や個性の重視を評価する飲み手が増えている中で、また違うスタイルだとも感じられました。
ギリシャのワイン生産者をみて見るとバルカン半島のハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、クロアチアのようにフランスやイタリアなどの外国資本が支配できていないからギリシャ人のそもそも持っているポリシーがしっかり残っています。悪く言えば控えめな性格なのか大量生産で世界へ打って出る野望を持っている生産者が少ないようなイメージです。
例えば、ギリシャ起源の品種、アシルティコも海洋性気候で育てられているが、環境の要素だけでなく作った人のポリシーとか目的がある、たとえばこういう料理と食べてほしいなーとか、シンプルなことですけど、そういう感覚です。
ギリシャ人の食事の嗜好性の中の魚介を食べる習慣も日本人のそれに近いように見えます。
昔はアテネ郊外のアッティカエリアで作っていたレッツィーナという松脂を少し加えたフレーヴァード ワインが高粘性、水分が少ないイメージを持たせ(古代エジプトや中東の黄金地帯のワインのようではないですが)ました。
しかし、今のレッツィーナはものすごくエレガントでアニスやミントの様なさわやかな風が吹き抜ける風味で個人的にはシェリーのフィノのような潮風の雰囲気も感じさせます。
地政学上でも国土の海岸線がすごく長いし、海運会社も多くあるから畑から積出港までの運送コストもすくなくいけそう。他国に比べて日本に輸入されている本数もまだ圧倒的に少ない。
いろいろと可能性を感じるギリシャワイン、今後、夏に向けていろいろとアイテムを紹介していきますのでご期待ください!