スペインワイン新入荷 小規模生産者はみんなで手をつなごう。

続いて泡を楽しむ季節にカヴァのオファーです。
スペインでシャンパーニュと同じ製法でスパークリングワインを作っている地域、D.O.カヴァがあります。
その中で 「ピメカヴァ (PIME CAVA = 中小カバワイナリー協会)」という団体を紹介します。中小規模のカヴァ生産家の発展を目的として2006年に発足。現在スペインにある268社のカヴァ生産者のうち、90%が中小規模の生産者でありながら、全体の10%に満たない大手生産者が生産ボトル数の9割近くを占め、大きな影響力を持っています。そのような状況の中、家族経営のボデガの造る個性的なボトルを多くの市場に届けるため、互いに協力しあい市場研究・開拓をすることを目的としてピメカヴァはスタートしました。
その団体の会長を務めるシャビエル・ナダル氏のファミリーが経営するワイナリー。ペネデス・セントラルのほぼ中央エル・ブラ・デル・ペネデス村にあり、ボデガの前に43の区画に分けられた100haの自社畑を所有。ナダル家は1510年から続く古い家系で、19~20世紀にかけて葡萄栽培を行い、フランスで醸造学を学んだシャビエル氏の祖父が、自ら栽培、醸造、瓶詰めまでを行うようになりました。ナダルのカヴァは全て自社畑産葡萄を使用。伝統3品種、チャレッロ、マカベオ、パレリャーダの栽培にこだわっており、農薬を極力使わないリュット・レゾネ(減薬農法)を採用しています。

小規模生産者がみんなで手を取り合って助け合っていく、自身の体験からも共感ができる人たちです。
週末の午後の昼下がり、ゆっくりグラスを傾けるにはおすすめのカジュアルスパークリングです。

ナダル カヴァ ブリュット
http://aquavitae.ocnk.net/product/417
ナダル カヴァ ロゼ
http://aquavitae.ocnk.net/product/418
よろしくお願いいたします。