2022年10月

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物価高で高騰する中にあって存在感を示すバロッサヴァレー
最近の円安、物価高傾向にある世界のワインの中で高樹齢、飲み頃のワインをリーズナブルな価格でリリースし続けるバロッサヴァレー。

中国への輸入も下火になり、変わって日本にもいいアイテムが入ってくるようになりました。

その中でもおすすめなのは、平均樹齢70年のバロッサシラーズ、グルナッシュのオルファンバンクとフィフスウェイヴです。

https://aquavitae.ocnk.net/product-list/105

こちらは同レベルのワインが米国や、欧州ではかなりのブランドとして高価格で販売されていますが、その間にひっそりと楽しまれている存在です。これから寒くなり、温かいジビエ料理やステーキなどのお供にこの存在感あるアイテムをお手軽に試してみてください。

よろしくお願いいたします。

マルティニークラム最大の当たり年、ラム J.M 2000 シングルカスク
AOCマルティニークラムにおいて、2000年は最大の当たり年と言われており、過去にJ.バリーやセント・ジェームス、クレマンやファボリットでもシングルヴィンテージのアイテムをリリース、島内全体でクオリティの高いラムを生み出しているヴィンテージでもあります。


◆ラム J.M 2000 スーパーレア
カスクタイプ:バーボン樽(樽No. 180032)
ノンチルフィルター、生産本数375本
樽詰め:2000年7月、ボトリング:2021年5月(20年熟成)
【テイスティングコメント】
イチジクを彷彿とさせる、アグリコールラムの象徴のような濃厚な香り。
味わいはオイリーでスムースだが、熟したブドウからトロピカルフルーツやナッツへと変化し、焙煎したコーヒーのニュアンスも。サトウキビの凝縮した甘みが際立ち、染み渡るような余韻が楽しめる。

~ラムJ.Mについて~
マルティニーク島で唯一、原料のサトウキビを全て自社畑でまかなっているジャングルの中の蒸留所。
1845年よりマルティニーク島北部のジャングル地帯で、AOCマルティニーク規格に準拠したアグリコールラムを生産しています。アグリコール製法においては「いかにフレッシュなサトウキビジュースを用いるか」が非常に重要ですが、ラム J.Mの場合は自社畑が蒸留所の周辺にあるため、収穫後1時間以内に破砕が完了します。また、蒸留後のアルコール度数を70%までに限定。フレーバーを可能な限り残すため、ノンアルコールの部分を最低でも30%は残すようにしています。
モルトの特徴三大タイプ別「バーボン」「シェリー」「スモーキー」 ゴードン&マクファイル「ディスカバリー」シリーズ
◆ブナハーブン 11年 / ゴードン&マクファイル ディスカバリー シェリー 容量:700ml 度数:43度
香り:シェリー香とオレンジマーマレードが混じり合い、ドライフルーツが現れる。僅かにスパイスがクリーミーなバニラトフィーと織り成すように感じられる。
味わい:滑らかでクリーミーな美味しさ。じんわり温かいシナモンスパイスが濃厚なデーツ、煮込んだプラムとクルミの風味の中で成熟する。
フィニッシュ:口溶けの良いミルクチョコレートにドライフルーツや微かなナッツをいつまでも感じるフィニッシュ。


◆ミルトンダフ 10年 / ゴードン&マクファイル ディスカバリー シェリー 容量:700ml 度数:43度
香り:チョコレートと濃厚なオレンジマーマレードが煮込んだ大粒レーズンや甘い焼きリンゴに変化する。刈りたての草が芳醇なシェリー香と繊細なバランスで感じられる。
味わい:甘くてスパイシー。ほっとする味のバターキャンディーがローストヘーゼルナッツと織り成し、オレンジの表皮、シナモン、口内を温めるペッパーがプラムやイチジクのジャムに変化していく。
フィニッシュ:チョコレートと煮込んだフルーツがウィンタースパイスを長く伴って感じられる。