マルティニークラム最大の当たり年、ラム J.M 2000 シングルカスク

マルティニークラム最大の当たり年、ラム J.M 2000 シングルカスク
AOCマルティニークラムにおいて、2000年は最大の当たり年と言われており、過去にJ.バリーやセント・ジェームス、クレマンやファボリットでもシングルヴィンテージのアイテムをリリース、島内全体でクオリティの高いラムを生み出しているヴィンテージでもあります。


◆ラム J.M 2000 スーパーレア
カスクタイプ:バーボン樽(樽No. 180032)
ノンチルフィルター、生産本数375本
樽詰め:2000年7月、ボトリング:2021年5月(20年熟成)
【テイスティングコメント】
イチジクを彷彿とさせる、アグリコールラムの象徴のような濃厚な香り。
味わいはオイリーでスムースだが、熟したブドウからトロピカルフルーツやナッツへと変化し、焙煎したコーヒーのニュアンスも。サトウキビの凝縮した甘みが際立ち、染み渡るような余韻が楽しめる。

~ラムJ.Mについて~
マルティニーク島で唯一、原料のサトウキビを全て自社畑でまかなっているジャングルの中の蒸留所。
1845年よりマルティニーク島北部のジャングル地帯で、AOCマルティニーク規格に準拠したアグリコールラムを生産しています。アグリコール製法においては「いかにフレッシュなサトウキビジュースを用いるか」が非常に重要ですが、ラム J.Mの場合は自社畑が蒸留所の周辺にあるため、収穫後1時間以内に破砕が完了します。また、蒸留後のアルコール度数を70%までに限定。フレーバーを可能な限り残すため、ノンアルコールの部分を最低でも30%は残すようにしています。