2020年11月

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ポルトガル ポルト限定入荷 いまヴィンテージポルト再検証
ヴィンテージポートはバックヴィンテージのワインに比べてお手頃な価格でその長期熟成が生み出す指向の味わいを楽しむことができます。もともとは航海用に耐用性に秀でたワインとして作られたものですが時間の経過によりその味わいが洗練されたものとして評価されてきました。

ヴィンテージポートとは、その年ごとのポートワインの環境状況が良いと思われる時期に「ヴィンテージポート」としての「宣言」が行われたワインを示します。ポートワインを製造する大手業者の大半がその品質とタイミングに同意した時に初めてヴィンテージ宣言が出されるというシステムになっているのです。 しかし、ヴィンテージポートは、熟成に長い時間がかかってしまう事といわれ、 少なくとも10年から20年さらにもっと寝かせなければいけないので、出荷からお金の回収までに大変な時間と資本がかかってしまいますが、ピークのヴィンテージポートの味わいは、至高の味わいといえます。

※1966 Warre
1670年にポルトガルに設立された最古のイギリスのポート会社。
"戦後最高のヴィンテージポルトの一つ"
ほとんどの主要なポルトメゾンによって宣言されたこのヴィンテージは、例外的な品質のヴィンテージであるが、常に1963年に不当に影を落とされていた。果実味とタンニンに満ちた、見事なストラクチャーを持つしっかりとしたワインは、今では戦後最高のヴィンテージポルトの一つとして認識されています。

ワインスペクテーター誌 93点 今飲むか保存する。鉄の骨格、いまだにフレッシュで良い凝縮感あり。

※1977 Graham
"濃縮された長持ちする複雑性"
全ての主要なポートメゾンによって宣言された1977年は、クラシックなヴィンテージである。しっかりとした骨格を持ち、バランスの取れた、強いタンニンを持つワインが特徴で、1977年のワインは素晴らしいエレガンスと持続力を持っています。これらのワインの中で最高のものは、何十年も熟成させることができるタンニンとストラクチャーを持っています。

ワインスペクテーター誌 97点 今飲むか保存する。タンニンもしっかりしていて複雑性あり、不老不死の様相

※1980 Dow’s
"宣言から数年後にしか認められない偉大さ"
一般的に宣言された年であり、'66年と同様に、1980年ヴィンテージは、その真のスター性が認められたのは宣言されてから数年後のことである。また、1977年ヴィンテージの影に隠れていたため、オークションでは掘り出し物になっています。1980年ヴィンテージの最高のポルトは、その強い色で注目され、深みと構造を持ち、戦後の最高のヴィンテージポルトの一つに数えられています。

ワインスペクテーター誌 90点 今飲むか保存する。果実味が凝縮されており、しっかりとしたしっかりとした骨格を持つ。

※1991 Cockburn 
"6年ぶりの一般的宣言されたヴィンテージ"
91年と92年は多くの人がこれを1934年と35年以来、初めて一般的に宣言された連続したヴィンテージと呼んでおり、最初に宣言された6年間のヴィンテージは、何十年にもわたって宣言されている間の最も長いギャップのある年であり、広く宣言されている優れた年であり、将来性のある豊かな色調とアロマティックなワインを産み出した。最高のものは何十年も熟成させることができるでしょう。

ワインスペクテーター誌 93点 今飲むか保存する。活気があり、調和がとれてリッチ。

※2000 Taylor Fladgate 
“全集中の力"
2000年ヴィンテージは、そのワインの計り知れない凝縮感と、異常に少量生産されたことで記憶に残ることでしょう。

ワインスペクテーター誌 97点 保存しておく。アロマティックでリッチ、熟した味わい。

2003 Taylor Fladgate 
"低収量とクラシックなヴィンテージポート"
一般的宣言された年で、2003年のワインは伝統的なタンニンの構造を持ち、魅力的な熟した果実味を持つ。クラシックなヴィンテージポート。

ワインスペクテーター誌 98点 保存しておく。バランスが取れていて、フレッシュでアロマティック、美しく熟した果実味とリッチで力強いタンニンを持つ。

ヴィンテージの贈答や古酒を気軽に楽しみたいときにおすすめです。
少量入荷のため、商品ご希望、お問い合わせの際はこちらのアドレスからご返信ください。

よろしくお願いいたします。
マルティニークラム限定入荷 アグリコールラムの真髄を味わえる「シングルカスクラム」
マルティニーク島で作られるアグリコールラムは、砂糖産業などから派生し、労働に携わった人達にとっての活力の元でもありました。その後、広く普及してからは島の人々の必需品として気軽に楽しめる酒となりました。暮らしや風土に密着した酒であるが故、シングルカスクのような量が限定された商品を作るという概念がもともとなかったため、シングルカスクは最近まではほとんど見かけないタイプのラムでした。しかしながらサトウキビの品種にこだわり、搾ったジュースをそのまま蒸留するなど品質本位のラムだけに、その本来の姿を余すところなく味わえるのは、このシングルカスクラムにほかなりません。

ラム クレマン プライベートカスクコレクション カンヌ ブルー 4年 容量:700ml 度数:52度
稀少品種カンヌ ブルーを100%用いた贅沢なシングルカスク。
レーズン、オレンジブロッサム、シトラスウッド、バニラを感じるフルーティな味わいの限定品。

トロワ・リビエール シングルカスク 2005 容量:700ml 度数:42度 
完熟フルーツとスパイスの力強いアロマ。ウッディでバニラの香りもひろがる。ソフトながら非常にアロアティックな味わいで砂糖漬けフルーツやスパイスのフレーバーが力強く、整然とあふれ出す。

デパズ シングルカスク 2003 容量:700ml 度数:45度 
チョコレート、スパイス、ドライフルーツ、コーヒーがバランスよくまとまっている。味わっているとバラのジャムやコンポートのような深みも。かすかにジャスミンやスイセン、紅茶、白檀が香る。

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フランス新着 13世紀の英国国教会の畑がそのまま残る。
フランス南部、地中海沿いのコート デュ ローヌ地方、ヴォークルーズにあるシャトーヌフ デュ パプという銘醸地はその名の通り、「教皇の新しい家」。フランス南部のワインの中では最も歴史があり、かつ最も優れたワインといわれています。
アヴィニョンにローマ教皇が住むようになり、ローマ教皇の富を増やすため、アヴィニョンの銀行家とカオールのワイン醸造業者を連れてきことがその始まりと言われています。醸造業者たちは、フィリップ4世がテンプル騎士団を追放後に残された土地を開墾し、葡萄畑の優れた基盤をつくり、ヨハネス22世はアヴィニョン教皇の第二の住居として、シャトーヌフに要塞を建設しました。
その大きな歴史の流れの中で今回ご紹介するシャトーモンルドンの持つ畑はローマ時代にさかのぼり、2000年以上の歴史を持つと言われ、丘のふもとにこの土地特有の強風、ミストラルから守られるように樹々が植えられました。
シャトーの歴史記録を紐解くと、1344年にエピスコパル(英国国教会派)に属し、葡萄園として認識されています。16世紀にはローマ教皇と英国国教会が分裂し、ローマ教皇庁の管理下になりますが、フランス革命などで荒廃していきます。
18世紀半ば、モンルドンは貴族のジョセフイグナスダスティエに買収されました。ジョセフイグナスダスティエはアヴィニョンから法学博士号を取得し、アスティエの子孫であるマシュー家の所有物になりました。
「モンルドン侯爵」と名乗るアンセルメ・マチューは、母親のクレア・マチューが亡くなるまでこの地所を運営し、それが財産の分割につながりました。そして1866年に世界中に広まったフィロキセラがシャトーヌフデュパプの葡萄園を全滅に追い込みました。
1923年、モンルドンはアンリプランタンの手に渡りました。 2.5ヘクタールの土地を統合し、知識豊富なパイオニアとして、彼は広大な石と樹木が茂った高原に葡萄の樹を植えていきます。
何世紀にもわたり、葡萄園を4世代で守り、このファミリーは、品質要件を尊重しながら、日々のノウハウを充実させてきました。
現在、シャトーモンルドンはシャトーヌフデュパプの186ヘクタールをカバーしており、そのうち100ヘクタールには葡萄の樹が植えられています。
これだけの広大な畑を持ちながら、リリースするワインは13品種、シャトーヌフ デュ パプの赤白ワインのみという伝統を守り抜き、豊富な資源を使いながら品質向上を目指しています。

よろしくお願いいたします。
イタリア ヴァルポリチェッラ 落ち着きを見せ始めたワインをこれからの季節に楽しみたい
イタリア ヴェネト州のヴァルポリチェッラ、その最高峰と言えるアマローネとレチョート。
深く濃いガーネット色に、アマローネ独特のチェリーの香り。長い熟成から醸し出された重厚な味わいと、ビター・アーモンドやクルミ、木イチゴ、バラの花などの芳醇な香りが感じられるエレガントなワインです。

ご紹介するブリダルガーラのアマローネとレチョートはヴァルポリチェッラに用いるのと同じ葡萄を陰干ししてつくり、長命で凝縮したワインですが、その発酵期間に差をつけることによって残糖分を変えてその味わいに違いを与えています。
アマローネはドライチェリーやブルーベリー、プラムなどの濃密な赤い果実と、スパイスやハーブ、杉、ヴァニラやチョコレートなどの華やかな香りが溢れ、口当たりはふくよかなタンニンを備えたフルボディ。モカやミネラル、スグリなどのニュアンス。
レチョートはトリュフ、ドライフルーツ、かすかなチョコレートがあいまった香り。甘みを感じ、しっかりとした骨格。非常にクオリティが高く、フィニッシュはエレガントなので肉料理との相性もすばらしい。

冬の特別な時間にお楽しみください。

https://aquavitae.ocnk.net/product-list/79
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よろしくお願いいたします。