2015年5月

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店長はシェリー大好きです。

シェリーは口当たりの強さからアルコール分の高い飲み物だと思われがちですが、ほとんどのシェリーのアルコール度数は15度以下といわれています。

そして、毎日飲みたいのはフィノタイプといわれるさわやかな味わいのシェリー

アンダルシアのバルなどで一杯オーダーするとかならず小皿が一つついてきます。

内容は生ハムだったり、ドライグレープだったり、干し魚だったりさまざまですが、

やや塩気やミネラルを感じるおつまみにこのフィノタイプのシェリーはよく合います。

フィノの中でも特に海のそば、サンルーカルで造られるマンサニーリャは海の影響で塩気を感じるといわれています。

まあ、実際は塩気は感じませんが、その場の雰囲気がそうさせるのでしょうか。

あとは樽の熟成に大きな関係があると思います。
フィノやマンサニーリャは無色透明ですがしっかり樽熟成されています。

そんな、お気軽で飲んだ感覚がしっかり味わえるヴィノデヘレスを頂きたい季節になったと思わせる昨今の暑さです。
やっと・・・といわれそうですが、USワインのアイテムが増えました。

このお店のコンセプトは、食文化において歴史のある土地のワインを探すということでした。

そういう意味から行くと、お叱りを受けるかもしれませんが、USワインの自身のイメージは凝縮感ある果実と密度の濃い味、しかも比較的高価格帯・・・、などなど。

しかしながら、アメリカ合衆国の地図をよく見てみると、

アメリカは移民の国でそれぞれの州、それぞれの町において各国の移民の方々が、移り住んだ土地で自分たちのオリジンを維持しようとしているんですね。

ある意味、それぞれのオリジンの国よりも言葉や文化が過去に移植された時点で時が止まっていることが多いので古き良き文化が本国よりも維持されていることが多いのです。

だとすると、これはUSワインの産地をていねいに探していくことも大事じゃないかと思ったのです。

そのうえで価格も大事な要素なので、それらを踏まえたワイン探しの答えのひとつが今回のUSワインの新入荷につながったわけです。

五大湖、ニューヨーク州のワイン造りは近年、めざましい発展が注目されています。

今後、日本に紹介されるワインも多くなるでしょうし、注目していくべき土地だと思います

今日もツナの試食会です。

今日は pt-tun-0011-bio サンタ・カタリナ グルメライン ツナ フィレ ビオ認証有機オリーブオイル漬け 120g 。

これを試食してみると最初は魚の身の味わいがしっかりと感じられました。
塩味は控え目。

そして、アフターにオリーヴの香りとなめらかさが印象的でした。

完熟した青っぽい香りではなく、オリーヴのピュアな実の香り、クリームのようななめらかさがさらに食欲を増す味わいでした。

これはスパークリングワイン、チャコリやピクプールと合わせたいですね。

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バロンドロートシルトブリュットの特価 (通常価格¥4,500>特価¥4,000)継続中です。
こちらもよろしくお願いいたします。

Aqua Vitae
店長
河合

お問い合わせは
http://aquavitae.ocnk.net/
aquavitae@xpost.plala.or.jp
元体育会系の店長が注目している栄養補給のお話です。

ツナを食べてタンパク質を補給するということです。

ツナはタンパク質含有量が全体の15~20%で鶏肉と同じ程度といわれています。

特におすすめなのは pt-tun-0003-fsh サンタ・カタリナ サンタ・カタリナ ツナ フィレ 塩水煮 120g 。

オリーブオイルは良質な油といわれていますが、それすらも排除してヘルシーにタンパク質を摂取したい方におすすめです。

もちろん、ほかのツナもサービスするときに油を取り除けば問題はありません。

保存性も良いので(賞味期限:2018~2020年)常備食として、簡単な栄養補給の手段としていかがでしょうか?

今回もツナ試食しました。

今回は、
pt-tun-0010-fsh
サンタ・カタリナ グルメライン ツナ フィレ さつまいも入り 120g
です。

蓋を開けると、ツナといもが短冊状に並べてありました。

オイル、ツナは全体的に甘めな味わい。

いも自体も日本のさつまいもとは少し違い、繊維がよりなめらかでこまかく、甘さもひかえめ。

これもそのまま、おかずの一品としていただけるアイテムでした。

また次の試食が終わり次第レポートします。
ポルトガルのツナとワインの試食を行いました。

この日試したのは、

サンタ・カタリナ ペティスカーダ ツナ フレーク トマト入り 110g  pt-tun-0006-fsh \630
サンタ・カタリナ グルメライン ツナ フィレ ウイキョウ入り 120g  pt-tun-0012-fsh \630
サンタ・カタリナ グルメライン ツナ フィレ チリペッパー入り 160g  pt-tun-0013-fsh \630
サンタ・カタリナ グルメライン ツナ パテ オレガノ入り 120g pt-tun-0015-fsh \680

これにあわせたワインは、
モンテ ダ ペーニャ モンテ ダ ペーニャ レセルヴァ ホワイト 2012 (白) pt-ale-0001-ntr \2530
モンテ ダ ペーニャ モンテフィーノ レッド 2008 (赤) pt-ale-0004-ntr \1490

まず、ペティスカーダを開けてみました。外観はトマトとほぐし身のブレンドでした、味わいはトマトとツナのソフトな味わいであとに少しさわやかなペッパーの風味を感じます。パンに載せて頂きました。

次にグルメラインのウイキョウ入りです。凝縮したツナの身の味が海の魚を感じさせます。ウイキョウのやさしい香りと白ワインのモンテダペーニャのコンビネーションがよく合います。
白ワインはよく冷やした方がいいですね。白の控え目な味わいが海の魚に寄り添って、また一口食べたくなります。

グルメラインのチリペッパーはパスタに合えて頂きました。この商品のポルトガル語名はPiri piri(ピリピリ)といいますが、こちらも食べた後からペッパーのマイルドな辛さが後を引きます。文字通りピリピリでしたが自然なペッパーの辛さでパスタに少し塩を足すくらいで美味しくいただけました。

グルメラインのパテはツナの風味と現地産の野菜のキャラクターがしっかり出ていましたが、それぞれの味わいがぶつからず、うまくマッチしていました。

モンテダペーニャの赤ワインと合わせました。こちらは色調はしっかりしたルビー色、香りは凝縮した黒果実がふっくらと鼻腔を包みます。味わいはアタックがしっかりとしていてコショウやスパイスのニュアンスが印象深く、若干の熟成感も感じられます。

根をしっかりと張ったぶどうの木に太陽が当たって、完熟したぶどうが出来たことを想像させます。

アフターは意外とすっきりしていてツナと野菜のキャラクターがしっかり出ていたパテとの相性の良さを感じさせました。

どんどん食べてしまったのですが、胃がそれほど疲れず、食べ飽きない感覚に体に優しい食べ物だという印象でした。

また、次回違う種類のツナとワインの試食のレポートを行いたいと思います。よろしくお願いいたします。

Aqua Vitae
店長
河合
大西洋の真ん中に浮かぶ、ポルトガル領、アソーレス諸島。その中の火山島、サンジョルジ島からツナ缶が入荷しました。

この島で行われる伝統的漁法、小船で外洋に漕ぎ出し、竹竿でかつおの一本釣り。
この漁法はイルカや小魚に害を与えない、環境にやさしい仕事です。

そして、この缶詰を送ってくれた、サンタカタリナは社員120名のほとんどが女性。
遠洋漁業に出ていく旦那様を送り出し、ホームを守ります。

そんな小さな島を盛り上げたいという思いに共鳴して、今回の缶詰を輸入することを決めました。

味わいは魚をそのままかじりつくような食感と風味があり、地元の農作物とのコラボレーションの調理缶詰もナチュラルさを感じます。

検品後、サイトにアップします。ぜひお見逃しなく。
近年のボルドーは青天井の値上がりで、格付けボルドーワインはもはやレストランやうちで試すまでに価格という大きなハードルをクリアしなければなりません。

そんな中で来週、飲み頃ボルドーが入荷します。

比較的、お買い求めやすく、カベルネソーヴィニョン種主体、ソーテルヌ、サンテミリオン、ポムロルからのメルロのワインでこれからも熟成が期待できるアイテムです。

すぐに試してもよし、寝かせて熟成を待ってもよし。

楽しみ方はいろいろあるので期待できるアイテムです。

入荷予定は以下の通りです。

fr-bod-0008
マルキ ド カロン (サンテステフ) 2011 (赤)
Marquis de Calon (シャトー カロン セギュール セカンド)
CS 50% MR 35% CF 10% PV5% 納価¥4,000

fr-bod-0009
シャトー メイネイ (サンテステフ) 2006 (赤)
Chateau Meyney
CS 47% MR 41% PV12% 納価¥4,380

fr-bod-0010
ブラゾン ディサン (マルゴー) 2008 (赤)
Blason d’Issan (シャトー ディサン セカンド)
CS 60% MR 40% 納価¥4,130

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ラ ドモワゼル ド ソシアンド マレ (オー メドック) 2011 (赤)
La Demoiselle de Sociando Mallet (シャトー ソシアンド マレ セカンド)
CS 50% MR 50% 納価¥3,250

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レザレ ド カント メルル (オー メドック) 2009 (赤)
Les Allees de Cantemerle (シャトー カントメルル セカンド)
CS 80% MR17% CF 3% 納価¥3,250

fr-bod-0013
シャトー ポタンサック (メドック) 1997 (赤)
Chateau Potensac
CS 50% MR 30% CF 20% 納価¥4,250

fr-bod-0014
シャトー クーテ (バルザック) 2006 (白・甘)
Chateau Coutet
SM SB Mu 納価¥6,880

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シャトー ボールガール (ポムロル) 2007 (赤)
Chateau Beauregard
MR 60% CF 35% CS5% 納価¥4,880
最近よく受ける質問の中に、お中元などの地方発送は対応されていますか、という質問があります。

弊社は少数精鋭で営業しておりますが、ご指定場所の発送、包装、ラッピング、熨斗の対応も行っております。

暑い季節、寒い季節、それぞれに飲みたくなるワインをそろえております。

ぜひ、地方発送のご用向きにも弊社取扱いのワインをよろしくお願いいたします。

暑い季節に食欲増進のひとつのアイデアとしてワインはいかがですか?

台風一過で気温が上がってきました。

ワインのサービス温度のセオリーがあるのですが、真夏にワインを飲むときは温度を下げても面白いかもしれません。

ただし、温度を下げると、白ワインの場合はおおむね、果実味の感じ方が弱くなり、酸やミネラルを強く感じます。

赤ワインの場合だと、タンニンの渋みがやや強くなります。

食事と合わせる場合は良いコンビネーションが見られる可能性があります。

暑い国ではワインに氷を入れて飲む場面を見ることがあります。

スペインのへレスやバスクではシェリーやチャコリンをキンキンに冷やして飲み、そのあとにおつまみとしてぶどうの実を食べることがあります。

これは意外に良い相性を感じます。

冷たい赤にはハモンやチョリソの冷たい脂にややタンニン分の強い味が合います。

夏はビールや冷えた焼酎もいいですが、セオリーから外れたワインの飲み方をすることによって新しい発見が見られることがあります。

ぜひお試しください。
カリフォルニア、ヴィクトリアから新入荷のお知らせです。

12日火曜日入荷予定のワインです。

カリフォルニアからクロデュヴァル、ヴィクトリアからはタルターニが入荷します。

それぞれ、歴史のあるワイナリーからの新入荷商品です。

これからも未入荷の地域からの新入荷が続きます。
よろしくお願いいたします。
グラッパ、リキュールが入荷しました。

食文化の中で新入荷したグラッパ、リキュールは重要な位置を占めていると思います。

グラッパは、イタリア特産の蒸留酒で、ポマース(ブドウの搾りかす)を発酵させたアルコールを蒸留して作る。無色透明なグラッパは、ブドウの香りを程よく残し、色のあるグラッパは樽の香りが心地よい。

イタリアでは食べ過ぎても、このお酒を一口やっておけば大丈夫、と楽しまれています。

アマレットはイタリア語で「すこし苦いもの」という意味のアーモンドのような香りを持つリキュール。

リモンチェロはカンパーニャ州でとれたレモンの皮を付け込んだおなじみのリキュール。

これらの商品を選定するにあたって、いろいろ試飲して、比較的口当たりのソフトなアイテムを選んでみました。

試飲が終わった後はいい気持ちになってしまいました。
ラスパイユ アイのジゴンダスが新入荷します。

商品選定において、コート デュ ローヌは最近のヴィンテージに厳し目で見ていました。

自身の勝手なイメージですが、北ローヌを始めとしてAOCの生産地域拡大が味のレベルの低下につながっているんではないかという気がしていました。

90年代のローヌはすごくがんこでいつこちらに笑顔を見せてくれるかかわからないキャラクターでした。しかし、それが消費者側としてベストな飲み頃を模索して、そろそろいいかな、と頃合いを見て開けるのが楽しみでした。

2009年ころからどうも早く飲めるようになったなというイメージとともにテロワールの主張がなくなりつつあり、果実味のパワフルさのみが主張するワインが増えたような気がしてきて、やがてローヌの興味が下がってきました。

売り手としてはそうも言っておられず、なんとかローヌらしいワインを探す必要がありました。

エルミタージュはちょっと高くなりすぎた感があり、お手頃なワインを探しているとこのワインに当たりました。

1867年からのジゴンダス最古の生産者、このAOCらしくグルナッシュメインのぶどう構成。スパイシーさが主張するしっかりした果実味。

試飲した時、ヴォークリューズらしく、ハーブを聞かせた赤身の肉と合わせたくなりました。

ぜひ、お試しください。
ポルトガルワインを初めて扱うことになりました。

ポルトワインでも、ヴィーニョヴェルデでも、セトゥバルのモスカテル甘口ワインでも、ありません。

アレンテージョの新しいアデガ(ワイナリー)です。
しかしながら、畑の台木はフィロクセラに侵されていないぶどう、歴史を感じます。

イスラムに支配された時代があったことを考えると奇跡的な感じですよね。

歴史と土地柄を感じるワイン、そんなワインに魅力を感じます。
GW真っ只中、東京のオフィス街を歩いてもいつもほどの人が歩いていません。

旅行を満喫されている方も多いようです。

GWは割と時間があるのでそんな時は新しい商品の入荷計画や商品の売り出し方法を考えます。

お客様と話をすると色々な方々に多くのアドバイスを頂きます。

新規立ち上げでそろえた商品は、事前の試飲会で短期間の間に自分自身の嗜好で決めたものだけなので、ここからお客様の意見を見据えてどんどん変更していこうと考えています。

イメージとしてはお客様のセラーとして使っていただく、まるで富山の薬売りのようですが、お手軽にアクセスや質問をいただければ幸いと感じております。

厳しい冬には次の春への準備をしておく、いまはそんな時期かもしれません。