新着ワイン オーストラリア 孤立した場所にこそ、原点がある。

新着ワイン オーストラリア 孤立した場所にこそ、原点がある。
2016年6月13日 第百九十八回配信
新着ワインのご紹介です。今日はオーストラリアからのワインです。
よく海外に行くと美術館に日本ではなかなか見られない美術品を目にしたり、日本人以上に日本の文化に以上に詳しい人にあったり、アニメなどのサブカルチャーを研究している人に会うことがあります。
それと同じとは言いませんが、ヨーロッパから遠く離れた場所にヨーロッパの文化の原点が残っていることを目にすることがありました。
今回選んだオーストラリアワインはそんなイメージで選んでみました。
価格の高騰、天候不順による収穫量の減少で私たちの普段の食卓からは遠ざかりつつあるフランスワインですが、味わいとポリシーが再現されていて、入手しやすい形でリリースしている生産者がいます。

ドミニク ポルテ フォンテーヌ シラーズ・カベルネ・メルロ
http://aquavitae.ocnk.net/product/441
ボルドーで9代にわたってワインメーカーの家系、父親のアンドレ氏は特一級の五大シャトーのひとつ、シャトーラフィットロートシルトの醸造責任者として20年間働きました。そんな環境で育ったドミニク氏にはシャトーラフィットのスタイルを体で覚えていき、それを実現させる理想の土地としてオーストラリアを選びました。
そんな彼が造るブレンドワインは冷涼地域のヒースコートのシラーズ、ヤラヴァレーのカベルネ、メルロを巧みにブレンドして洗練した味わいのワインを作ります。このワインの良さは何といってもそのブレンド感覚とそのテクニックによるところにあると思います。
20年前ファーストヴィンテージを出した頃に出会いましたが、彼はとても物静かで変なオーラは全く感じません。人間も達観するとこうなるものかと感心したことを覚えています。

パイクスワインズ トラディショナル リースリング
http://aquavitae.ocnk.net/product/442
ここのワイナリーも伝統ある生産地から造られたワインです。クリアヴァレーのリースリングの評価は世界的にも証明されており、オーストラリアリースリングを引っ張る存在であります。
この地区のリースリングの特徴はフレッシュなレモン、ライムにぺトロール香を感じるところですが、若さを楽しむだけではなく熟成の可能性も楽しめる一本です。

パイクス&ジョイス アデレードヒルズ シロッコ シャルドネ
http://aquavitae.ocnk.net/product/443
パイクス&ジョイス アデレードヒルズ ピノノワール
http://aquavitae.ocnk.net/product/444
いま世界の注目の産地となっているアデレードヒルズ。この生産者の名前も様々な評価本で目にすることになりました。園芸農家として丁寧な仕事ぶりがその味わいにも表現されています。
品種の個性をこの冷涼な地域でそのまま見せてくれる味わいはスタイリッシュで現代的な洗練された味わいです。

昔のヨーロッパの個性がそのまま残っているワイナリーを世界中から丁寧に探していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。