知識を身につけるならサマランカへ スペインワイン新入荷

知識を身につけるならサマランカへ スペインワイン新入荷
スペインの西、ポルトガルの国境に近いサマランカという町があります。
このあたりはいわゆる一般的なスペインのイメージからは程遠い景色と文化が広がっています。
西の山のポルトガルやミランダのような町の雰囲気に近い感じがします。
この場所の歴史は古く、古代ローマ帝国によって建設された都市でイスラムの支配を経て、レコンキスタ完了以降はアルフォンソ9世によって設立された大学がこの町のシンボルとなります。
それ以降「知識を欲するものはサラマンカへ行け」と言われるほどの文化都市、大航海時代には、天文学の知識などがサラマンカ大学で研究される一方、反宗教改革や異端審問の舞台にもなりました。
街自体も素晴らしく、イスラム様式、ゴシック様式、バロック様式などの建築文化が見られ、旧市街は世界遺産になっています。
その南西部の郊外に2000年からぶどう造りが開発され、ボデガス デル カンブリコというワイナリーが造られました。
このあたりは標高800m以上でシエラ デ フランシア自然公園の中にあり、ぶどう畑とワイン造りがカスティーリャ イ レオン州有機農法協議会によって認定されています。
公園内の生物がもつ多様な性質を維持するための配慮が畑の作業にもなされています。
ここサマランカの固有品種、ルフェテはエレガントでシルキーな味わいを持っています。そのルフェテを始め、テンプラニーリョ、カラブレス(ガルナッチャ)を育て、その味わいを活かすため、ポンプを使用せず、重力のみでぶどうを移動させストレスを与えない設計のワイナリーで熟成されます。
古代ローマ時代から受け継がれるワイン造りの文化を最新の技術で洗練していく、まさに知を集結させたサマランカのイメージを地で行くワイナリーです。
そんな場所に思いをはせてワインを飲むのもいいものです。

ボデガス デ カンブリコ ヴィニャス デル カンブリコ 2010(赤) ¥2,550(税抜)
http://aquavitae.ocnk.net/product/447

よろしくお願いいたします。