シチリアの東側 イタリアワイン新入荷

シチリアの東側 イタリアワイン新入荷
昨今の蒸し暑さは南イタリアを思わせる暑さです。とはいえこの暑さは海側だけのものでカラブリアのコゼンツァやシチリアのエトナなど標高の高いところに行くと冬は雪が積もるほどで夏も涼しげです。
そんな場所で造られている代表的なぶどう品種といえばネレッロマスカレーゼ。
諸説ありますがエトナ山ろくを発祥の地とされていて野生品種ともいわれます。テイスティングしてみるとそんな野性味も感じます。よくイタリアのピノノワールと言われますが、個人的な感覚だとそれとは違うような気がします。この付近のテロワール(地味)でもある火山灰土壌を反映しています。色調も凝縮感のあるルビー色、スミレのようなアロマ、なかなかのタンニンと酸を感じます。
山の上で陽射しも厳しい土地で育つこの樹自体は葉っぱをそこそこつけるのでぶどう自体はそれほど過熟するようなイメージでもありません。
そんなぶどうから造られるワインは

ラ カラブレッタ カラ カラ ロッソ
http://aquavitae.ocnk.net/product/451
ラ カラブレッタ ヴィーニェ ヴェッキエ 
http://aquavitae.ocnk.net/product/452

カラカラ ロッソはネレッロマスカレーゼ100%で、収穫年2005、2008、2009年のブレンドです。
ヴィーニェ ヴェッキエは2005年ヴィンテージです。
いずれのアイテムもヴィンテージ的には古めですがまだまだ元気な味わいのイメージです。もちろん長期熟成にも向くタイプですので今飲んでも熟成させても楽しめるアイテムです。

よろしくお願いいたします。