スペインじゃないようでスペインワイン

スペインじゃないようでスペインワイン
台風が日本列島を横断しています。家や建物の中にいる時間が長い方がたくさんいるのではないでしょうか?
そういう時はうちの食事を充実させてひと時を過ごすのが良いと思います。ワインもそのお手伝いができると思います。
今回ご紹介するワインはスペインで造られているのですが、その土地の歴史を紐解くといろいろな要素が入りこんでいて国際的なイメージがあります。しかしスペインっぽさが残るともいえるワインです。

サン アレハンドロ レイシス デ テンプラニーリョ
http://aquavitae.ocnk.net/product/242
サン アレハンドロ レイシス デ ガルナッチャ
http://aquavitae.ocnk.net/product/241

このワインが造られているカラタユ、ミエデス村は北東部のピレネー山脈のふもとにあります。
ここは8世紀にイスラム勢力がイベリア半島を征服された時、隣のフランク王国がこの山中に緩衝地帯としての辺境領を置いたことでアラゴン王国の基礎ができます。つまりレコンキスタは北部アストゥリアスとこのアラゴンから始まった場所でスペインの文化が最後まで残った土地の一つと言えるかもしれません。
一方、ワインについてはこのあたりはフランス、ボルドーワインスタイルのワインを造るため外来種が植えられたソモンターノの原産地呼称が早くから認められるなどリオハやへレスなどと並ぶスペインワインの銘醸地として認識されています。

この生産者ボデガス サン アレハンドロはその中でもガルナッチャ、テンプラニーリョ、マカベオ、シラー、メルロ、カベルネソーヴィニョンが植えられていますが特にガルナッチャの樹齢が高く40~100年以上の樹が植わっています。このガルナッチャはいまでは世界中様々な場所で造られていますがこの地域の北部。エブロ川渓谷が発祥の地と言われています。
このあたりはピレネー山中の標高1000m前後に当たり、寒暖の差が大きく、害虫、病気などのネガティブな影響がぶどうに対して少なく、自然農法が実現可能な場所と言われ、古い樹がたくさん残る所以と言われています。
国際品種の銘醸地ですがスペインワインらしさを感じられるアイテムと言えるでしょう。

以前はスペインではヴィンテージワインの価値が大きく取り上げられることがなかったので、古い樹の価値についても注目されることがありませんでしたが世界のワイン批評家が注目するようになったいま、お手頃の価格で楽しめるワインは試してみるべき価値があり、おすすめと言えるアイテムです。是非お試しください。
よろしくお願いいたします。