フランス新着 山の陰には

フランス新着 山の陰には
南フランスのラングドックにまだまだ良い生産者がいました。
ヴィニョーブル デ トロワシャトー レ デエス ミュエット ヴィオニエ(白)
ヴィニョーブル デ トロワシャトー レ デエス ミュエット カリニャン(赤)
ピック ジョアン コリウール ブラン(白)
ピック ジョアン コリウール ルージュ(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/15
ヴィニョーブル デ トロワ シャトーはモンペリエ郊外の銘醸地、ピク サン ルーにある150の農家さんからなる合弁組織です。こちらは真面目な農家さんが造った品種の特性がそのまま表現された自然の味わいのワインです。その土地がイメージできるきれいなワイン。フランス語「レ デエス ミュエット」は「物言わぬ女神」という意味ですが、まさに何も語らずとも伝わる味わいです。

ピック ジョアンはラングドックのさらに西側、スペインとの国境付近にあるペルピニャン郊外にあるバニュルス シュル メール村でジャン・ソレとローラ・パルセご夫妻がワイン造りに情熱を注いでいます。
このワインが造られるコリウールはピレネー山脈が海にせり出し、小さな入江が連なる場所。春にはアーモンド、アンズ、ももなどの花が咲き、まるで桃源郷のようです。日照量もフランスで最もある場所で、曇りがちなパリから逃れ、セカンドキャリアをここで暮らす方も多い。アンリ・マティスをはじめとしたフォービズムの画家たちの隠れたコミュニティにもなっていました。
そんな隠れ家のような小さな村でひっそりと造るワインです。
あまりに平地が少ないのでここらあたりを走っていると、路肩の斜面に真横にぶどうの樹が植えられていてちょっとびっくりなんて場所もあるほどです。

よろしくお願いいたします。