オーストラリア、メルボルン新着ワイン。存在理由を考える

オーストラリア、メルボルン新着ワイン。存在理由を考える
1860年に設立されたオーストラリアで最も伝統的で美しい場所にあるファミリーワイナリーの一つと言われるのが今回ご紹介するタービルクワインズです。
メルボルンの北120kmにあるナガンビーレイクにあり、オーストラリアのワインの歴史を語るうえで外すことのできない場所です。
このタービルクワインズは1925年にパーブリック家に買い取られ、現在五代目が経営する老舗ワイナリーです。
ここは野生自然保護区にあり、周りは川、湿地と水に恵まれた土地です。クロコダイルダンディをイメージするようなボートクルーズもあり、ちょっとほかのワイナリーとは違う環境です。
そんな中で造られた古い畑のぶどうは、白がマルサンヌ、赤がシラーです。
白のマルサンヌは若いワインにしてはやや色調が濃い目で香りはフルーティ、パイナップルやバナナ、バターを感じさせます。1927年から造られている世界最古の畑の味わいを試して見てください。

辛口でありながら、フレッシュな果実味が後を引き、時間がたって空気に触れるとともに果実味がグラスから飛び出してくるようなイメージでした。
赤のシラーはシラーらしい爽やかでみずみずしいチェリーを思わせ、凝縮した果実味と酸、スパイスがうまくまとまり飲み飽きない味わいです。
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よろしくお願いいたします。