すきまを探す
いろいろなワインを試飲しております。最近はオーガニック、自然派など体に負担のないワインを探す人が増えました。自然派イコールおいしいというわけではありません。自然派のカテゴリの中でも、おすすめできるワインを探していきます。
今回はイタリア、ヴェネト州のワインです。ヴェネトというとお手軽なワインのイメージがありますが、最近はオーガニックや無農薬でぶどう造りを行う若い生産者が増えてきました。
価格が高騰するイタリアワインの中でこのあたりに玉石混交、いいアイテムが見つかります。
今回おすすめするのはフィリッポ ガンバ氏が造る、「アッラ コスティエーラ」というアイテムです。
この名前は「海岸で」という意味ですが、文字通り畑から海を見下ろす太陽がさんさんとあたる場所でワイン造りを行っているというニュアンスです。
わずか7ヘクタールの小さな畑で無農薬のワイン造りを行っている方です。
白はタイビアンコ、いわゆるフリウラーノという品種を使っています。この葡萄はフリウリ ヴェネツィア ジュリア州の品種ですが、この畑のあるパドヴァ郊外のVo Eugeneo にある畑の光景を見ると古い石造りの建物はまさにヴェネツィア風です。
味わいは金色でおだやかな味わい、花の香りや乾草のような香り、ドライなアンズなども感じます。体への自然な吸収が自然なつくりを感じさせます。
赤はカルメネーレ。ヴェネト州のカルメネーレ造りは歴史が古いのですが、混植されていたせいか、メルロやほかの品種に勘違いされていた時期もありました。近年はその価値も見直されています。カルメネーレといえばチリ産のワインが有名ですが、チリの凝縮感はなく自然なぶどう、ミネラル感も感じる複雑な味わい。
個人の感想では早めの抜栓をおすすめします。二日目あたりからそのミネラル感も柔らかくなり、ドライな果実がでてきて、肉の脂との相性も良くなると思いました。現地の料理ではラビオリとの相性も良さそうです。
本家、フリウリのワインは高額なアイテムが多いですが、ちょっとメジャーな生産地から離れると意外といい生産者がいいワインを造っていることが多いのです。ヴェネトのパドヴァは日本では地味な生産地ですが注目の場所です。是非お試しください。よろしくお願いいたします。
今回はイタリア、ヴェネト州のワインです。ヴェネトというとお手軽なワインのイメージがありますが、最近はオーガニックや無農薬でぶどう造りを行う若い生産者が増えてきました。
価格が高騰するイタリアワインの中でこのあたりに玉石混交、いいアイテムが見つかります。
今回おすすめするのはフィリッポ ガンバ氏が造る、「アッラ コスティエーラ」というアイテムです。
この名前は「海岸で」という意味ですが、文字通り畑から海を見下ろす太陽がさんさんとあたる場所でワイン造りを行っているというニュアンスです。
わずか7ヘクタールの小さな畑で無農薬のワイン造りを行っている方です。
白はタイビアンコ、いわゆるフリウラーノという品種を使っています。この葡萄はフリウリ ヴェネツィア ジュリア州の品種ですが、この畑のあるパドヴァ郊外のVo Eugeneo にある畑の光景を見ると古い石造りの建物はまさにヴェネツィア風です。
味わいは金色でおだやかな味わい、花の香りや乾草のような香り、ドライなアンズなども感じます。体への自然な吸収が自然なつくりを感じさせます。
赤はカルメネーレ。ヴェネト州のカルメネーレ造りは歴史が古いのですが、混植されていたせいか、メルロやほかの品種に勘違いされていた時期もありました。近年はその価値も見直されています。カルメネーレといえばチリ産のワインが有名ですが、チリの凝縮感はなく自然なぶどう、ミネラル感も感じる複雑な味わい。
個人の感想では早めの抜栓をおすすめします。二日目あたりからそのミネラル感も柔らかくなり、ドライな果実がでてきて、肉の脂との相性も良くなると思いました。現地の料理ではラビオリとの相性も良さそうです。
本家、フリウリのワインは高額なアイテムが多いですが、ちょっとメジャーな生産地から離れると意外といい生産者がいいワインを造っていることが多いのです。ヴェネトのパドヴァは日本では地味な生産地ですが注目の場所です。是非お試しください。よろしくお願いいたします。