南アフリカ シャノン プレスカンファレンス

南アフリカ シャノン プレスカンファレンス
先日、南アフリカのエルギンでワイン造りを行っているシャノンからスチュアート ダウンズ氏が来日。
ワインプロモーションのプレスカンファレンスを行いました。
開催者のご厚意により、筆者も参加することができました。
和食とワインを合わせるスタイルのディナー形式でプレゼンテーションを行いました。

ワインのリストアップは
サンクチュアリーピーク ソーヴィニョンブラン 2013 ¥1870
エルギン セミヨン 2013 ¥3230
ロックヴューリッジ ピノノワール 2013 ¥3830
マウント バレット メルロ 2011 ¥5100
マウント バレット メルロ 2008 参考商品

ソーヴィニョンブランはソーヴィニョンブラン85%にセミヨン15%のブレンドで、前ヴィンテージはトロピカルフルーツやバナナの香りのレイヤーが支配していたのですが今回のヴィンテージは穏やかな酸と旧世界のようなソーヴィニョンブランでハーブのような爽やかな香りが特徴でした。和の野菜に良く合いました。

セミヨンはオーストラリアNSW州にある銘醸地ハンターヴァレーから苗木を持ち込んだとのことで、他の地域の同品種よりもかなり厚みのある果実感でした。お刺身などの魚料理との相性の良さを見せました。

ロックヴューリッジ ピノノワールは透明感のある色調ながら果実の骨格がしっかりした印象。ブルゴーニュのボーヌプルミエクリュを思わせる。このコストパフォーマンスは素晴らしい。

マウント バレットはこの生産者が創設されてから最初に育てた品種だけあって、樹齢も上がってきて、こなれた印象。凝縮したプラムだが酸とのバランスがよく飲み疲れない。肉料理との相性もよく、日本人の味覚にもマッチしている印象でした。

2008年のほうもマグナムでのサービスでしたが、色調、味わいともに活き活きしていてヴィンテージを感じさせないパワーを感じました。

お父さんはリンゴ農家で、息子をはじめとした若いスタッフが日々試行錯誤を行い、良いワインを造っていこうという気概を感じる真面目な生産者でした。エルギンでのぶどう造りの進化はまだまだこれからだというイメージでしたが、今日の出会いはそのポテンシャルを感じさせる一日となりました。

上記の商品についてお問い合わせ、ご購入のご希望がございましたらお問い合わせお待ちしております。



Aqua Vitae
河合
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