【Aqua Vitae】48時間

【Aqua Vitae】48時間
2017年03月13日 第二百八十回配信
ワインを試すときにコルクを開けてしまうとなるべく早く飲み切ってしまわなければならない、酸化が進んですっぱくなってしまう、というイメージがあるかたもおおいのではないでしょうか。筆者はワインの味わいの経過についても検証しています。
今回試したのはフランス、コートデュローヌ カーヴドタン クローズエルミタージュ ルージュ クラシック http://aquavitae.ocnk.net/product/256、

USA オレゴンのジ アイリーヴィンヤーズ オレゴン ピノグリ 
http://aquavitae.ocnk.net/product/561 です。
これらのワインは抜栓直後、赤のクローズエルミタージュは凝縮したフルーツにはじまり、しっかりしたタンニンが現れました。ステーキなどのしっかりした味わいの肉が合いそうです。白のピノグリは穏やかなアプリコットと酸の骨格が印象的でした。それほど果実の甘さは気になりません。初日は両ワインともに最初の印象は悪くないものの、アフターののびやかさがほしいなという感想でした。
翌日48時間後、再び同じワインを試してみました。
赤のクローズエルミタージュはタンニンの味わいは飛び、きれいなチェリーの味わいが残りました。白のピノグリは白桃の味わいがアフターにきれいに残る味わいになりました。
試飲会やお店で抜栓して試したのではこれは体験できません。
銘醸地と言われる土地で造られたワインには様々な表情を持っているものだと改めて感じさせられました。これからも丁寧にワインを検証していこうと思いました。
こんな検証もまた機会があるたびにご紹介していきます。
宜しくお願い致します。


Aqua Vitae
河合
http://aquavitae.ocnk.net