春が来た・リオハアラヴェサから

春が来た・リオハアラヴェサから
2017年03月17日 第二百八十一回配信
スペイン北部、バスクなどではではカンタブリア海を受ける地域は寒くて雨が多いのです。
ワイン銘醸地、リオハでいうとエブロ川左岸にあるアラヴェサは標高が700mとリオハの中では最も高いのですがこちらは左岸ということもあり大西洋の影響というより地中海の影響を受ける地域です。土壌の影響もあり、リオハの他の地域よりは酸が穏やかで厚みのある果実味が楽しめるワインが多いと言えます。
このリオハの中でもアルタ地区などよりは地味なエリアに近年若い生産者がどんどん畑を広げています。バスク州政府のバックアップなどもあり最近は日本にもこのエリアのワインが増えてきています。今回紹介するティエラという生産者はこのアラヴェサ地区でも最も古いエリア、ラバスティダ村で数世紀にわたりワインを造り続けてきた生産者です。
現在はカルロス・ロドリゴのフェルナンデス兄弟がワインを造っています。
テンプラニーリョ100%の典型的なスタイルですがその名もエル プリマヴェラ。
ラベルも春らしいデザインで味もチャーミングな果実味です。
まさに暖かくなるこの時期に春野菜や肉料理などに合わせて試して頂きたいアイテムです。
生産者の名前は「ティエラ」、文字通り、この地の味わいを感じてみてください。
http://aquavitae.ocnk.net/product/397
宜しくお願い致します。


Aqua Vitae
河合
http://aquavitae.ocnk.net