【Aqua Vitae】スペイン新着 ワイン造りは自然回帰への修行

【Aqua Vitae】スペイン新着 ワイン造りは自然回帰への修行
スペインのアリカンテといえば海の町というイメージがあります。しかし内陸部も紀元前3世紀にフェニキア人が現れて以来、ローマ人、イスラム勢力、フランスと様々な支配者が様々な文化をもたらした土地。
この内陸は夏40℃以上、冬は氷点下という厳しい気候です。
そんな土地、アリカンテを本拠地としているベルナベ・ナヴァロは自然回帰をコンセプトにワイン造りを行っています。彼らは2000年から、自作したぶどうでかつて作られていたスタイルのワインを造りはじめました。それは自分達の土地の文化や伝統を再発見しようという主旨によるものです。
畑は独特でとても古いものです。なかには、自然保護区であり海抜ゼロメーターに位置するラ・マタ自然公園”にも指定されている場所や、海から数キロ離れた海抜700メートルのヴィエナ村の中にある、フィンカ・ウザルドンと名付けられた畑もあります。

すなわち土地、空、テロワール、文化、土地に根差した人々、かつて作られたワイン、既に失われてしまった耕作放棄地、忘れ去られた小規模生産者、醸造家たちの技までも反映する、ワインを取り囲む全てを『遺産』とし、
畏敬の念を抱きながら、ワイン作りに携わっていくということです。それがつまりは、『自然回帰』ということなのです。
石や砂利に覆われた石灰質土壌。除草剤、化学肥料などは使わず、有機農法を用いています。地質学上で言うと、有機物の少ない花崗岩に由来する土壌です。
自然酵母により醗酵。ほとんど人工的な手を加えることなく、自然な作りを目指しています。造り手は黒子のように酵母を活性化する環境を整える手助けだけをし、ワインを動かさず、酸化防止剤を加えるのを極力抑え、    濾過をせずにビン詰めしています。 ワインのタイプにより陶器、樽、ステンレスタンクでもって異なる期間、熟成を図ります。

ベルナベ ナヴァロ ランブリス モナストレル
http://aquavitae.ocnk.net/product/604
ベルナベ ナヴァロ モロン ガルナッチャ
http://aquavitae.ocnk.net/product/603
ベルナベ ナヴァロ シプレセス デ ウサルドン ガルナッチャ
http://aquavitae.ocnk.net/product/602

そのお隣のムルシア州フミーリャでも古い遺産と言える畑があります。
ボデガス オリバーレス ホヴェン
http://aquavitae.ocnk.net/product/605

まだまだ、ブランド化されていない秘蔵のワインと言えるスペインワイン、ぜひお試しください。

Aqua Vitae
河合
http://aquavitae.ocnk.net