フランス新着 最南端ですが最も暑くないワイン

フランス新着 最南端ですが最も暑くないワイン
地中海に浮かぶ山、コルシカ島のワインはフランスワインのとして紹介するにはいささか違和感があるような土地柄です。
フランス語はもちろん通じますがいたるところにある標識に記載されているコルシカ語はイタリアのトスカーナ方言の影響を受けているせいかフランス語と違うのはもちろん、イタリア語とも違います。
“C”なんかも濁るので「コルス」ではなくて「ゴルス」。古くからあるパトリモニオやサンフロランの北にある親指を突き出したような岬で高品質なミュスカが造られているAOC、「カップ コルス」も「ガップ ゴルス」。
そんな最南端の生産地ですが日照量はスペインとの国境のルシヨンやアルザス南部のコルマールなどのほうがあり、こちらの八月は雨も降らず暑い日が続きます。コルシカ島は標高差があり涼しいエリアもかなりあります。
今回紹介するコルシカのワインは歴史あるパトリモニオのある北部地域や、ギゾナッチャあたりの東海岸ではなく、アジャクシオ、サルテーヌ、フィガリがある南西部の海岸。こちらはそれぞれの生産者が自然にそった造りをポリシーとしている生産者たちなので、味に違和感がなく一言でいうとピュア。個人の味覚のセンスがそれぞれに表現されていますがそれは偏ったスタイルではなく、自然回帰、自然への畏怖、自然からエネルギーの共有といった命を飲んでいるような感覚がします。

ペロ ロンゴ エキリブル ルージュ コルス サルテーヌ 2014
ア ペラチア トラディシオン ルージュ アジャクシオ 2014
ラ ムルタ ロゼ コルス フィガリ 2015
ラ ムルタ ルージュ コルス フィガリ 2015
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/77

以上
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