ロシアワイン 畑のイメージの違い

ロシアワイン 畑のイメージの違い
私たちがワインを作るためのぶどうの畑をイメージすると、自然に近い手入れの行き届いた畝が並んだ畑のイメージをされるとおもいます。それをヴィンヤードといいます。
ヴィンヤードはぶどうのプランテーションであり、ぶどう造りに特化されているのです。
世界ではそうではない場所もあります。
ぶどう畑を農業の一部ととらえ、ほかの果実や野菜、酪農も合わせた総合農業の一環としてワイン造りを行っているところもイギリスや南アフリカ、ニュージーランドなど世界では多く見られます。
ロシアの文化側面からみるとダーチャとしてもとらえられますが、このダーチャというのはロシア・旧ソ連圏で一般的な菜園付きセカンドハウスのことです。
ソヴィエト連邦時代、スターリン政権時代に農業集団化で強制的に土地を奪われた農民が自分達の食料自給を求めたことに端を発しています。いまでは週末に郊外のダーチャに訪れてガーデニングしたり、民泊として利用しています。
今回紹介するロシアの生産者もその総合農業、ロシア的な表現ではコンビナートとしてクオリティの高いワインを作っています。
ワインメーカーとしてシャトームートンロートシルトで醸造長を務めたパトリック レオン氏を招きました、彼の持つ経験はシャトームートンロートシルト以外に、アレクシス リシーヌ、ロバート モンダヴィとコンサルティングが代表的ですが、彼はこのレフカディアの谷に感銘を受けてここで仕事をすることを決めました。
彼の作るユニークなブレンドはその感銘を表現したものです。

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ぜひ、お試しください。