スペインにもローマ

スペインにもローマ
スペイン北西部のカスティーリャ イ レオン州は古代ローマ時代の遺跡や雰囲気が色濃く残る場所といえます。ブルゴス、アビラ、セゴビア、サマランカ、ヴァジャドリといった町はゴシック、ロマネスク様式の建物が並び、スペインのほかの町とは全く違う様相です。
その中でワインなどの食文化も他の地域とは一線を画した味わいになっています。
ボデガの古さや樹齢の高い畑を見ても古代ローマ時代からぶどう造りが行われていた歴史を感じます。
小さな王国が乱立したり、一時イスラム勢力に支配された時代はありましたが17世紀には首都をヴァジャドリに移転させるなどの繁栄ぶりやコロンブスが最後にたどり着いた場所であることなど重要な場所であったのです。いまはその繁栄ぶりはどこへ行ったかとおもうほどの静かな街ですがその歴史は脈々と受け継がれている力を感じます。ワインもまたその流れを受ける一つのピースとして存在感を感じます。
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