ロワールワイン ロワール川沿いにはブドウ栽培の天才が生まれる土地がある。

ロワールワイン ロワール川沿いにはブドウ栽培の天才が生まれる土地がある。
秋が深まるころにはワインがおいしくなり赤ワインが良く出る時期ですが。ロワールの厚みのある白ワインもまた秋の味覚によく合います。
その中で今回おすすめするのはジョー・ピトン氏。
以前「Domaine Jo Pithon」としてワインをリリースしていました。ビオロジックで栽培を行い、バリックでエレヴァージュを行うという最高品質のワインのみを造り出すために、シュナンブランとカベルネフランのみが植えられた条件の優れた区画を耕作していました。その後、ドメーヌの品質は多くの知る所となり、1994年12月に「Revue des Vins de France」誌(以下RVF)の選ぶ「今年のヴィニュロン」に選定されると、フランス内外を問わず、その名は広く轟くこととなりました。
しかし、以前は最大14haほどあった畑の契約が終了し、返却を余儀なくされ、残った畑とともに信頼のおけるヴィニュロンからブドウを購入する形でワイン造りを再スタートしたのが、今回ご紹介する「ピトン・パイエ」です。
彼はぶどう栽培、ワイン醸造について確固たる信念をもっています。それは、彼独自の哲学ともいえるほどです。
ワイン造りにおいては、活き活きとした酸を持ち、12.5~13.5度(最高でも14度)とアルコール度数が高すぎず、畑のテロワールをそのまま表現したワインを造り出すこと、この地域では通常は糖度が14~15度まで上昇し、時おりブドウに貴腐がついてしまうことまであり、結果として肥えた重いワインが出来上がる傾向にあるの ですが、この哲学に則って過熟したブドウや貴腐のついたブドウを収穫するのではなく、彼の理想である「適度に熟したブドウ」を収穫しています。
ジョーさんは、次のように言います。 「ビオワインを造りたいのではなく、土地の個性を表現したワインを造りたいのです。そのためには、きちんとした畑仕事をする必要があり、その方法がビオロジーだったのです。酵母や肥料も人為的に加えるものは使いません。同じワインになってしまいますから。」

 NVクレマン ド ロワール ブリュット ド シュナン(白・泡)¥3060(税抜)
ノンドゼ、シュナンブランのジュースを加える。

アンジュルージュ モザイク(赤)¥2380(税抜)
カベルネフラン

アンジュブラン ボンヌブランシュ¥3150(税抜)
シュナンブラン

グロロロー¥2040(税抜)
グロロ

ブルグイユ グラヴィエール¥2980(税抜)
カベルネフラン

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