フランス南西部のワイン ピレネーの聖なる土地から生まれるぶどう。

フランス南西部のワイン ピレネーの聖なる土地から生まれるぶどう。
2017年11月21日 第三百四十一回配信
ピレネーの中腹に小さなぶどうの生産地があります。日本ではダルタニャンと三銃士で有名な、ベアルン地方です。個々の中心の町はポーというアンリ4世が生まれたお城がある街です。このポーの郊外、オロロンサントマリーに挟まれ、南はタルブ、聖母が現れた泉で世界から巡礼者が訪れるルルドのあるエリアです。
ここではガスコーニュ地方固有のぶどう、グロマンサン、プティマンサンというぶどうがメインに作られているエリアです。これらのぶどうは甘口ワインやアルマニャックなどを作るために育てられていました。これらのぶどうは通常の収穫期よりも一か月ほど遅らせて果実味を凝縮させたぶどうを仕上げます。貴腐ワインも作られ、これらは北にあるボルドーのソーテルヌに並び称されるレベルのワインを作ります。
この土地から辛口に仕立てたワインをジュランソンセックといいますが、キャラクターがしっかりしたワインに作られ、レモンやライチ、白や藤色のばらの花のような香りが特徴です。
これらのワインをフォアグラ、鴨のコンフィ、カスレ、プール・オ・ポ、ガルビュールなどの暖かい鍋と合わせるとよいコンビネーションとなり、寒くなるこの季節におすすめです。
寒い季節にちょっとぜいたくな組み合わせで気持ちも暖かくなります。

Domaine Clos Lapeyre - ドメーヌ クロ ラペイル
ラペイル AOP ジュランソン セック
葡萄品種:グロマンサン
元々は協同組合の果樹園で、ブドウ以外にも様々な果物の栽培や家畜の飼育をする、この土地で伝統的な家族経営の農家だったが、1985 年に全てをブドウ栽培に専念。
このあたりの気候は穏やか。標高が高いため、昼夜の寒暖差は非常に大きい。栽培はビオロジック農法。
2005 年にカリテ・フランスの認証所得。春に畑を耕し、土に酸素を送り込み、深く根が張るようにする。 醸造は伝統的な手法。ワインはブドウ畑から造られるという考えの下、醸造は最小限の手を加えるだけ。果実味を活かすタイプのワインを作ります。

Domaine Capdevielle ドメーヌ カプドヴィエル
ジュランソン セック プリーズ オセアンヌ
葡萄品種:グロマンサン70%、プティマンサン30%
1947年創業。1993年より現当主Didier Capdeville(1970年生)3代目のオーナー醸造家。ジュランソン村の中でも標高350mほどの高所にあるドメーヌ。年間生産量は50000本。輸出は生産量全体の5%ほどで、ほとんどが地元のレストランやワインショップで飲まれています。

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Aqua Vitae
河合吾朗