カリフォルニアワイン 昔のスタイルが残っています。

カリフォルニアワイン 昔のスタイルが残っています。
久しぶりにカリフォルニアのワインを紹介します。
今年のカリフォルニアのブッシュファイヤーはナパ、ソノマのワイナリーを直撃し、大規模なエリアの延焼を見せました。山火事は毎年発生しているのですが今年はワイナリーの被害が深刻なので特に日本でも注目を集めています。復旧についてアメリカは寄付や抜群の行動力があるので経過を見守りたいと思います。
さて、今回ご紹介するのは西側にあるサクラメントのさらに西側、カリフォルニアの州境、ネヴァダ州の砂漠に近くのシエラフットヒルズというエリアのワインです。
イメージでもわかると思いますが暑いのです。雨が降りません。その中でちょっと昔のローヌスタイルでワインを作っている生産者がいます。
テール・ルージュ・アンド・イーストン・ワインズ。
カリフォルニア、ベイエリアで20年余りに亘ってワインショップを営んでいたビル・イーストン氏は、フランス、ローヌと南仏地⽅のワインの魅⼒に取りつかれ、⾃らワイン造るべく、80年代半ばにアマドール・カウンティ、シェナンドア・ヴァレーに”テール・ルージュ・アンド・イーストン・ワインズ”を⽴ち上げました。
畑はシエラ・ネヴァダ⼭脈を背に、シエラ・フットヒルズ内の4つの地区 (プレイサー、エル・ドラド、シェナンドア、カルカヴェラス)にまたがり、多くの畑が標⾼300m以上に位置しているため、⽇中と夜間で気温差が⼤きく、内陸部の⾼い気温のもとでも豊富な酸味が保持されます。
プレミアムレンジの多くは年産600ケース以下の少量⽣産で、 その多くは樹齢30年以上の古⽊のブドウから造られます。 ⼀般的に、シエラ・フットヒルズのワインは鉄分と野性味を帯びた ⼟っぽい⾵味を持つといわれますが、 テール・ルージュの⼀連の⾚ワインは⽣⾁と上品なスパイシーな⾵味を備え、バランスのとれた調和 的な味わいが特徴です。 シャトー・ヌフ・デュ・パプを模して造られる“ロートル”は、樹齢60年以上のグルナッシュを主体とするGMSブレンドで、セラーで2年間 の瓶内熟成後にリリースされる、ワイナリーのフラッグシップ。価格は本家よりもリーズナブルです。
世界中のワインを試しているとワインだけではないですが、海外の移民の土地では古いスタイルをそのまま保持していることがよく見られます。昔の教えを真面目に維持しているからです。
そんな懐かしい味を試してみたくなったらぜひ以下のアイテムをどうぞ。

※テール ルージュ テット ア テット ¥2980
シラー44%/グルナッシュ29%/ムールヴェードル27%

※テール ルージュ シラー レ コート ド ルエスト ¥3230
シラー主体、ヴィオニエ

※テール ルージュ ロートル ¥4420
グルナッシュ73%/ムールヴェードル14%/シラー13%

ご希望、お問い合わせがございましたらご連絡お待ちしております。