ブルゴーニュワイン 普段飲みのブルゴーニュ

ブルゴーニュワイン 普段飲みのブルゴーニュ
2018年6月20日 第三百八十三回配信
フランスワイン、特にボルドーやブルゴーニュは高額、普段飲みとしては手に取るのはなかなか難しいアイテムです。そんな高級ワインのイメージがあるブルゴーニュワインですが、筆者は造る人たちに会うといつも聞いてみる質問があります。
「あなたはプレミアムなワインを造っていますが、普段から自分の作っているワインを飲んでいるわけではないですよね。」
すると、生産者は「毎日、こんなワイン飲んでいるわけではないよ。僕が好きなワインはアリゴテ。」
という回答が結構多いのです。どんな料理にでも合わせるアイテムで何も考えずに冷蔵庫に置いてあるのを気軽に飲むことが多いようです。

日本では使う白ワインはシャルドネが多いように見えますが、作る側から見ると自分で飲むのは、という回答に対してアリゴテというぶどうで造られた白ワインが圧倒的に多かった。
そんな、裏メニュー的な存在のアリゴテなのですが、この間、今回紹介するトラペ ロシュランデのアリゴテ2008年というバックヴィンテージを開けてみました。
とても、練れた味わいで果実の落ち着き、酸とのバランスの良さ、アフターがすっきり、風が吹き抜けるようなさわやかさがあり、こういうお手頃のブルゴーニュブランでも熟成するのだなと感心させられました。
現行ヴィンテージはやや新しめですが、早く飲んでも、寝かせても楽しめる、ブルゴーニュの底力を感じるアイテムでした。

トラペ ロシュランデ ブルゴーニュ アリゴテ 2014
http://aquavitae.ocnk.net/product/216
トラペ ロシュランデ ブルゴー ニュ ルージュ 2014
http://aquavitae.ocnk.net/product/217
以上、お問い合わせお待ちしております。