マルティニークにある小規模生産者 “ラ・ファボリット”

マルティニークにある小規模生産者 “ラ・ファボリット”
1842年創設のラ・ファボリットは現在まで家族経営を貫く極上のラム生産者です。
マルティニーク島内でも群を抜く小ささで、約60ヘクタールの自社畑で丁寧に栽培したサトウキビを手作業で収穫、そこから質の高いアグリコールラムを作り続けています。
マルティニーク島の伝統的なホワイトラムを復刻したのが、このオーセンティークです。先祖代々伝わる方法で、ゆっくりと発酵させるためサトウキビのアロマが際立った仕上がりとなっています。ファボリットにおいて発酵は48~72時間の間で行われており、オーセンティークはその中でも長めの発酵時間を確保。さらにファボリットではステンレス製と銅製の2種類のコラムを使い分けていますが、オーセンティークはステンレス製コラムで蒸留。それを50度でボトリングし、AOCマルティニークを取得したこのブランは、まさにマルティニークのアグリコールラムを体現した1本。


ラ・ファボリット ブラン オーセンティーク
1000ml / 50%


ラ・ファボリット ブラン リビエール ベレール レコルト 2020
700ml / 53%

理想的な日当たりを備えたユニークなテロワール「リビエール・ベレール」で育ったサトウキビだけを分けて収穫し、単一品種サトウキビを使ったホワイトラムとして蒸留しました。1964年に開発されたレッドケーンという品種を、その糖度の高さから選んで使用しており、この古い品種を現代の味わいへとよみがえらせた事で注目を集めています。長い発酵時間や、蒸留後にゆっくり度数を下げる工程により、複雑な味わいが引き出されているところが人気の秘密と言えるでしょう。銅製コラムで蒸留、さらに通常品と異なる分厚いガラス瓶、赤いロウキャップ、特製の小箱、更にはシリアルナンバー入りの超スペシャル仕様。