初夏におすすめアルザスワイン

初夏におすすめアルザスワイン
フランス、アルザスにあるリボーヴィレの近く、アルザスのロルシュヴィールのオーラン村で1661年から家族経営を行うドメーヌ、ローリー・ガスマンは51ヘクタールの畑(約40haはロルシュヴィール、約10haはベルクハイム)を、マリー‐テレーズ、ルイ、その息子のピエール・ガスマン、そして17人のスタッフによって管理しています。ビオディナミによるブドウ栽培の原則を取り入れながらも、除草剤を使用するという独特のやり方で、年間平均300,000本を生産。
常に4年分を超えるストック(100万本)を所有しており、飲み頃を待って出荷するビジネススタイル。それは主にフランスの顧客用で、年間生産量の20%のみが輸出されています。
ローリー・ガスマンは、それぞれの土壌の特性に合わせて幾つかのブドウ品種を栽培しています。醸造には大きなオーク樽とステンレスタンクが使用され、素晴らしいエレガンスを備えた、穏やかで飲み易いワインとなっています。
そんなアルザスワインを知り尽くした生産者がアルザスワインに必ず記載されるヴァラエタル(品種)ごとにベストペアリングといえる食事をおすすめしています。

シルヴァーナー
シルヴァーナーは、アルザスの典型的なブドウで、花の香りのする辛口で軽めのワインを生み出します。これらの特徴は、前菜として、あるいは小腹を満たすためのスナックとして、郷土料理のシンプルな料理と完璧に調和します。

オーセロワ
ピノ・ブランとオーセロワは、とても心地よく、控えめで、調和のとれた果実味を持つ軽いワインで、毎日の料理にとても適応します。若いうちはアペリティフとして、またキッシュやパイ、サラダ、前菜などに合わせ、熟成すると、より複雑な味わいの料理と合わせます。

リースリング
土壌の組成に特に敏感なリースリングは、完璧に醸造されると、素晴らしい表現力を持つワインとなります。複雑なアロマを支える美しい酸は、魚介類、魚のソース煮、ザワークラウトなど、風味が際立つグルメな料理と相性がよいです。

ピノノワール
少しタンニンがありますが、果実味が豊かで、個性的な料理、狩猟肉、グリルした肉、皮やソースを使った肉、イノシシ肉、バーベキューなどと完璧にマッチするワインです。

ミュスカ
フルーティで歯ごたえのあるワインは、アスパラガスやコールドカット、寿司やエキゾチックな料理、イチゴ、ベジタリアン料理など、五感を刺激する料理とよく合います。

ピノグリ
このワインは力強く、骨格があり、太く滑らかで、リッチな料理、香り高い料理、高級鶏肉、大きな白肉、マリネしたテリーヌ、クリームやマッシュルームを使った料理と完璧に合います。

ゲヴュルツトラミネール
表現豊かで魅力的なワインは、石灰岩の美しい酸に支えられて、アロマの複雑さが際立ち、甘い/しょっぱい料理、エキゾチックな料理、フォアグラ、スパイシーな料理(サフラン、カレー、ペッパー、シナモンなど)、ブルーチーズ、デザート、ペストリーなどには、欠かせない存在となるのです。

ヴァンダンジュタルディヴ(レイトハーヴェスト)とセレクシオン・グラン・ノーブル(甘口)
高貴なブドウ品種だけで造られた特別なワイン。ミュスカ、リースリング、ピノ・グレイ、ゲヴュルツトラミネール。良い年には成熟の終わりに現れるボトリティス・シネラは、強烈なアロマと爆発的なフレーバー、素晴らしい持続性を持つ、フォアグラ、デザート、素晴らしいチョコレート、強いチーズ、アジア料理にふさわしい寛大なワインになる。

ワインリストにない品種は取り寄せ可能なアイテムもございますのでご希望でしたら是非お問い合わせください。テーブルが豊かになるアイテムセレクトをお手伝いします。