【Aqua Vitae】収穫の季節

首都圏ではまだまだ暑い日もありますが、だんだん秋の様相が見えてきました。
そんな中でワイン業界は重要な時期を迎えております。
ぶどうの収穫の季節です。
この時期が一年で一番忙しい時期。ヨーロッパの生産者に問い合わせしても返事が返ってきません。最もその前のバカンスシーズンに問い合わせしても返事は来ませんが。(笑
本当に人海戦術、ファミリー総出で収穫を手伝います。
この時期だけ雇われる収穫のお手伝いさんたちもぶどうの房を摘み取ったり、その摘み取った房を入れたバケツやケースを運んだり、収穫したぶどうからよくないぶどうを取り除くなどの選果したり、朝から夕方まで大忙しです。

でも、一日のご褒美があります。そのワイナリーで振舞われる食事がすごくおいしいのです。
肉体労働のせいか、おいしく感じます。
そんなときにワイナリーのオーナーがだいたい言うことはここで仕事をしてくれている人たちはみんな家族だから、と。

そんな言葉は本当に印象に残ります。
近年の温暖化や天候不順で干ばつ、大雨、雹が降って畑が壊滅というニュースを聞くと本当に心が痛いです。

ぼくらはワインを評価して、売って、お客様といろいろ話をしますが、時々、うまく営業ができないと、そのぶどうを造っている農家さんたちやワインを造ったワイナリーのみなさんの顔が浮かんできていたたまれなくなります。
「ワインについていろいろ言うけど、造っている人たちのほうがたいへんなんです。」
こんなことを思い出すと、仕事の動機付けができて、またがんばらないと、と思います。

日本でも収穫が始まっていますが、新しい小さなワインショップに声をかけてくれた丸藤葡萄酒工業さん http://www.rubaiyat.jp/ でも収穫が始まっています。
最初はスパークリング用の白ぶどうからの収穫、仕込みの段階ですが順調そうです。
丸藤さんのワイン、弊社でもたくさん扱っています。ぜひ、ご覧になってください。
飲み頃のアイテムがあります。

よろしくお願いいたします。