アルザスの品種を見直す

アルザスの品種を見直す
日本ではアルザスワインというとリースリング、ゲヴュルツトラミナーについて語られることが多いように思われます。これらの高級品種は香も華やかで高貴な味わいです。
しかし、地元のアルザス料理、特にこの春の時期はアスパラが有名ですが、これらの春野菜やアルザス料理と良いマッチングを見せるのは上記の品種以外のシルヴァネール、ピノブラン、ピノグリ、ミュスカなどの品種。
いまアルザスは50を超えるグランクリュが制定されていますが、これに反発する生産者もたくさんいます。
そのグランクリュに規程の指定品種(リースリング、ゲヴュルツトラミナー、ピノグリ、ミュスカ)以外の品種を沢山植えている生産者もたくさんいます。
何の品種がその土地や料理にマッチングするか、高級品種以外でも現地で作っている人はみんな知っています。
商業主義にとらわれないアイテムを紹介したいと思っています。
今回ご紹介するアイテムはシュルンバジェ。1810年創業の伝統あるドメーヌ。コルマールの南、ゲッビレールに位置し、栽培はすべてビオロジック(一部はビオディナミ)。130ヘクタールある自社畑の約半分はグランクリュ。スタンダードキュヴェにも15年未満のグランクリュの若木が使用されています。

春の料理に合う、プランスアヴェシリーズ、ぜひ、お試しください。
テール ダルザス
http://aquavitae.ocnk.net/product/582
シルヴァネール
http://aquavitae.ocnk.net/product/583
ピノブラン
http://aquavitae.ocnk.net/product/584