秋のカタルーニャ

秋のカタルーニャ
日本でも暑さがやや落ち着いてきましたが、フランス、ラングドックの南、スペインとの国境付近にある地域では夏のにぎやかさも落ち着いて静かなたたずまいです。
春のアーモンドの花が咲きほころぶ桃源郷のような景色、夏の小さな入り江がつづく海の景色もいいのですが、秋の落ち着いた景色の中、おいしい食事を楽しむのもよいタイミングです。
となりのスペインではカタルーニャ州独立の是非を問う住民投票の熱が高まっています。州は、10月1日に設定した投票に向けて地元自治体に協力を呼びかけているが、スペインのラホイ首相は、州側の要請に従わぬよう求めた。
カタルーニャが独立するとスペインの経済に大打撃を与えるだけでなく、カタルーニャはEUからの離脱を余儀なくされます。こうなるとイギリス以上に様々な波紋が広がることは必至です。
また日本でも有名なFCバルセロナも首位に立つリーガエスパニョーラからの脱退、チャンピオンズリーグも当然出場できなくなり、カタルーニャ国内でリーグを創設することになりますが、カタルーニャ国内でまともに太刀打ちできるのはRCDエスパニョーラがやっとでしょう。
独立に伴う問題は多々ありますが、結局のこの独立は、カタルーニャの旗、サニェーラが表す「黄金と血」を意味するとおり、民族意識か経済かどちらを大義として推し進めていくかになるでしょう。
カタルーニャはスペインだけではなくフランスのラングドックエリアにも及んでいますのでフランス側でも独立機運が高まる可能性もあります。
しかしながら現実的にはフランス側の最大の都市、ペルピニャンには民族主義的な活動家も多いのですが、住民の大半は学生、引退後のセカンドライフを過ごす方が多いので、雰囲気的には強引なデモやアピールなどはなさそうなのんびりした空気です。
そんななかで秋のジビエや焼き野菜を中心とした料理には地元で作られた自然派ワインがおすすめです。
海沿いの小さな町アルジュレス シュル メールのピック ジョアン。バニュルス シュル メールのジュリアン ペイラ、フィトーのアルレタがおすすめです。特にグルナッシュの古木がワインの味わいに大きく影響しており、お手頃な価格で練れた味わいが楽しめます。
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