秋の味覚を探して


今週は台風の影響もあって、一気に涼しくなりました。天気予報ではまだ、残暑が戻ってくるとは言っていますが、この涼しさは10月中旬を思わせる気候です。

そうなると、秋の味覚に目が行きますね。いろいろありますが、蕎麦屋の前を通った時に蕎麦が浮かびました。。
最近は蕎麦屋でワインという取り合わせもちらほら目にしますが、フランスは何といってもガレット。

フランス北部の雨の多いブルターニュ地方は小麦が育ちにくく、代わりにそば粉を使ったガレットを主食としていた時代がありました。

日本の蕎麦はそば粉の香を楽しみますが、ガレットはなんといってもトッピングですね。
肉類、野菜、チーズ、卵など様々なトッピングが楽しめ、ジャム、バター、リキュールなどで甘さを楽しむタイプもあります。

そんなときにお伴にするのはシードル。今回お勧めするのはノルマンディのシードルではなく、バスクのシードル。スタイルは同じゲール文化の流れを思わせるラベルや文字ですが、再入荷したばかりでラベルもリニューアル、味もフレッシュ。ということで今回こちらをお勧めしてみました。

fr-sou-0006-cdr エスティガ シードル ペイ デュ バスク ブリュット

飲み方はグラスでもいいのですが、ブルターニュのカンペール焼やノルマンディでもおなじみのボウル状の陶器、シードル専用のカップ、ボレ(Bolée)で試されることをお勧めします。
フランス人は毎朝のコーヒーもこのボレを使う方が多いようです。